なんだか色々出てきましたandroid

まず、sony ericsson。Xperia arc1)が出ました。と同時に、ソニーエリクソンはxperiaとPSPの中間的な性質のコンセプト2)を提案していくようです。個人的にはゲームをしない人間なので、PSPは対して物欲の対象とはならなかったのですが、それでもwi-fi機能を搭載し、ソーシャルツール/ソーシャルゲームの萌芽のような雰囲気を出してきているのがとても興味惹かれます。

以前androidにかんして調べているときに、大変興味を持っていたwimax搭載のスマートフォン3)。韓国とアメリカでは確か実用投入されていたはず、だったものが遅ればせながら日本でも販売開始するようです4)。半年も遅れて大丈夫か?日本?などと勝手に思ってしまっています。でもきちんと電波が届く範囲にあれば現在のところ実用速度が最速なwimaxなので回線速度には不満が無いのでは?と考えられます。

また将来的なスマートフォンのハード技術もじわじわとニュースに上がってきているように思います5)。メモリはともかく、低電圧、低消費電力のマルチコアプロセッサなどのニュースが出てきており、実商品化までは結構時間が掛かるとは思うが、かなり期待できる感じ。一時期、firefox for mobile (fennec)が実用的な動作フィールで動作しないかとxperia上でせっせと頑張ってみた6)のですが、重すぎてちょっと実用的ではない、とがっかりしてました。しかしながら、モバイル向けの高速プロセッサが実用化してくればスマートフォンでfirefox(もしくはchrome)の時代がやってくるかもしれないと期待してしまいます。

今のところ、xperiaの後継機種登場と、携帯各社のandroid端末投入(あまりハード性能向上を伴わない新製品の投入に見える…)がラッシュ状態で、自分はipod touch (4th) + wimaxに退避している状態ですが、飛び込んでくるニュースを見ているとなかなか面白い展開な気がします。

それとipadが出ますね7)。初代ipadはコンセプトとして先進的過ぎたのか。それともサイズが煮詰められていなかったのか。難しい商品コンセプトだったのだろうなぁ、と思います。

1.Xperia(TM) arc SO-01C | 製品 | NTTドコモ
2.【MWCプレビュー】PSPフォンがついにお目見え,Sony Ericssonが「XPERIA PLAY」を正式発表 - 家電・PC - Tech-On!
PlayStation携帯の新たな写真やスペックなど - 気になる、記になる…
3.aromaphilia: bookmarkの共通化 のref.4
4.KDDIがHTC製のWiMAX対応スマートフォンを発売へ,「プラス525円」でWiMAXの利用を可能に - 家電・PC - Tech-On!
5.【NTT研究公開】1台のスマホをAndroid端末やiPhoneに,NTT研が「バーチャル・スマートフォン」を開発 - 家電・PC - Tech-On!
【MWC】NVIDIAが次世代Tegra「Kal-El」の動作を実演,4個のCPUコアを搭載 - 半導体 - Tech-On!
【MWC】2.5GHz動作の携帯機器向けアプリケーション・プロセサ,ST-Ericssonが発表 - 半導体 - Tech-On!
6.aromaphilia: bookmarkの共通化
7.アップルが「iPad 2」発表イベントを開催〜日本時間3月3日午前3時から - Touch Lab - タッチ ラボ

いまさらtwiter

今さらツィッターを始めた。もともと携帯電話をxperiaに変更したときに、アカウントだけは作成して、色々なショップの更新情報やゲリラ的なセールの告知をキャッチしようと受身的なツィッター利用をなしていたのだが、最近面白い使い方を立て続けに発見したためにツィッター発信への意欲がかなり活性化している。ブログを開始して、更新してきたが単発的なニュースやリンク紹介などではツィッターのほうが便利で適切だなぁ、と思うことが多くなっているのだ。

現在、香りに関して・化学に関しての情報の取得は、図書館の本、信頼できるブロガーの発信するブログ、信頼できる情報機関のサイト上での検索などを活用している。だが情報更新をこまめにチェックするのは大変である。これは多くの情報チェックを仕事とする人々がぶつかる壁だろうと思う。万人がそうする様に自分もアンドロイド携帯を使用し始めたとき以来、活用し始めたのがRSSである。しばらくRSSを利用していた並行して様々なサイトで調べてたところ、もっと包括的に活用できるのがgoogle readerである事がわかった。Google readerを使うと、RSSの更新情報も管理できるし、そのほかの更新情報でRSSタイプでないものも統合してgmailアカウントで管理できる。特にスマートフォンメディア向けgoogle readerアプリは活発に開発されていて、同期すればオフラインでも確認できるものも多い。

Xperiaを使用していたときの最終形態は、ブラウザで日経新聞を読み、google readerで化学、ブログの更新情報をキャッチして、必要に応じてブラウザで内容を確認するというものだった。Ipod touchでも大丈夫だと判断した要因は、これらの使い方はipod touchでも完全にサポートされていたからで、わざわざ3G回線の契約が必要なアンドロイド携帯で利用する必要はなかろうと判断したからだった。なお、各アプリの動作(特にメールアプリ)はipod touchのほうが滑らかでユーザーフレンドリーであるような印象である。また各アプリ間の連携はiOSの方が良好で、RSSからブラウザ、ツィッターからブラウザの連携などとても滑らかである。

最近になってツィッターを利用してみようという意欲が起こってきたのも、このiOS上での各アプリ間の連携が良好で滑らかだったからである。メールによってツィッターやevernoteにアップすることが出来るが、それを滑らかにこなすのはやはりiOS上ならではである。特に有用なRSSフィードが情報源からリリースされた後、3時間~半日くらいのタイムラグでツィッター上にそのリンクをリリースできるのはその効果は大きい。かなり専門的なRSSフィードから情報収集している人間のリツィートは多くの専門家にとって有用な情報リンクとなりえる。

個人的な見解でいえば、RSSフィードのほうがツィッターよりも専門的な情報のリリースに向いている気がする。現在RSSはブログに近い内容の濃い情報のリリースに主に用いられており、ツィッターは感覚的、リアルタイムコミュニケーション的な情報のリリースに主に用いられている。いずれにしても濃い情報をリアルタイムに拡散させる手法としてはこのRSS、ツィッター両方を用いてゆくのが良いのではないかと思っている。もっとも、小出しにした情報を再びブログ上で練り上げてキチンとした解析の形にすることは必要だし、情報垂れ流し、ノウハウ垂れ流しには気をつけて、自分の仕事の領域を確保することは必要なのだろうけれど。(そのためにはブログでアップすることをツィートよりも優先して、自分がしっかりと解析・解釈まで為す事、そのためにはオープンへツィートするのではなくever noteなど自分の領域へのストックをある程度意識的にすることが必要であろうと思う)

NetNewsWire
Twil: Twilとは
RSS - Wikipedia
Googleリーダー - Wikipedia

スマホでの買物に関する調査結果を閲覧して

今はあまりスマートフォンで買物という流れは出来ていないですが、最近の調査でアンドロイド携帯でのEC(電子商店)サイト利用が微増というレポートがあるみたいです。auのアンドロイド搭載スマートフォンが好調なことからも今後の展開が期待できるのではないかと、素人ながら自分も気になっています。気になる点は2点、「iphone / ipod touchでの利用に関しても調査されているが、微増の後利用は縮小しているようである。この理由は何なのか?」と「買物の利便性を高めるアプリの充実がどれほど利用貢献できるか?」です。

------------------------------------------------------------

iphone / ipod touchでの利用に関しても調査されているが、一時的な微増の後、利用は縮小しているようである。この理由は何なのか?結局は利便性や安全性でパソコンに負けてしまったのではないか?以前から両機およびアンドロイドにおいてはネットワーク利用時のセキュリティの脆弱性が指摘されてきた。結局のところそのようなネットワークセキュリティの不備がオンラインショッピングから顧客を遠ざからせているのではないかと思う。特に高額な商品を購入する場合や高頻度に商品購入をする場合にはセキュリティは重要である。

買物の利便性を高めるアプリの充実がどれほど利用貢献できるか?現在ではスマートフォンで商品のバーコードを読み取り、すぐさまネットで検索できるが、iphone (3G, 3GS世代) / ipod touch (第3世代くらいまで)におけるモバイル活用と、現在のアンドロイドとの交戦状態におけるアプリでは買物の利便性を高めるアプリの充実度合いがかなり異なると思うのだ。
実はiphone / ipod touchのアプリにおいてはそこまでクラウドデータを活用した商品情報の参照はエンドユーザーにおいてはなされていなかったのではないか?と考えている。自分自身がアンドロイドユーザーになって初めてバーコードリーダーや書籍検索などgoogleのクラウドデータの活用の重要さが身にしみてきた。これはガラパゴス携帯において赤外線通信におけるフォーマットがなかなか統一されずQRコードが進化し、その画像認識ソフトの開発が進んだことと、googleの蓄積してきたバーコード情報・商品情報のクラウドデータ化がスマートフォン以前にかなり進行をしていた。そこで登場したアンドロイド系スマートフォンにおいてそれらを一気に統合し、活用する技術が確立したのだろう。現在はアンドロイドとiOS系の交戦状態にある。この様な状況下において初めて、バーコードを読み取った後の商品情報検索、価格検索、その後の購入ページへの誘導は、かつてとは比較にならないほどスムーズ化しているのではないだろうか?このような利便性の高さがEC(電子商店)サイト利用増加への推進力となっていくことが考えられる。

また個人的に気になる点が、SNS系の買物・購買意欲への影響を与えかたである。常にSNSと付き合っている世代が台頭してくれば、SNSでの販売攻勢に応答したリアルタイムのコンシューマーレスポンスが期待できるし、彼らが発売されたばかりの高利益商品を購入してくれる。それら商品ファンサイトでの連動が、クラウドデータ化されたバーコード情報・商品情報と結びついて、スマートフォンが博識でユーザーフレンドリーな持ち運べるショーケースになったとき、スマートフォンでのEC(電子商店)サイト利用が新時代を迎えると思われる。

なお販売戦略のみならず、商品企画段階からこの様なSNSをベースとしたエンドユーザーコミュニティは影響を与えることになると思われる。従来から続いているサンプリングによる無作為のヒアリング、嗜好性調査ではなく、この様なファンサイトとの連携・適切なフィードバックはますます重要性を増してくるのではないだろうか?

aiship、ECサイトの「スマートフォンアクセス比率調査」を公開 / 株式会社 ロックウェーブ | MMD研究所
女性が参考にするファッション情報、及び利用するショッピングサイトに関する実態調査 | MMD研究所

xperiaを手放す

書いておかないと忘れる②。Ipod touch に変更していこうということで、xperiaを手放した。B-mobileのsim付きでヤフオクでオープンにしたら、即決価格で落札された。大慌てで初期化をし、発送をした。

これからはipod touch とwimaxを移動中の情報媒体に据えていくことにした。

弟の結婚式

書いておかないと忘れてしまいます。弟の結婚式(1/29)は無事終了しました。

結婚式に花が添えられたら良いと思い、自分の処方で香りをつくり、オリジナル香水作りに挑戦しました。弟夫婦は招待客へ宛てたメッセージカードに香水を吹き付けて使ってくれました。

結婚式はうまくいきました(自分が主催進行したわけでは無いからえらそうなことはいえない)。私の作った香りに対して、弟たちをはじめ、招待客も喜んでくれて、とてもよい経験でした。

きちんと弟と彼女さんの同期や研究室友達が沢山来てくれていて、和やかにとり行われました。親戚関係も酔っ払いすぎることなく(父が酔いすぎるかと少し肝を冷やしたが大丈夫だった)、彼女さん主体に準備したメッセージや余興も上手く回り、きちんと料理や酒も当初に設定したとおりに進行して、ノントラブル。何らかの事態が起こったら裏で動けるようにしておこうと思っていたくらいでしたが、なんら問題は起こりませんでした。

香料は納得のいくものは出来なかったが、結婚式はうまくいったのです。自分まで「これからも弟を宜しくお願いします」なんて挨拶をしてみたりして。

自分の作った香りの課題も明確になったように思いました。結婚式に自分の香りを出したことに関しては正しい判断であったが、香料は納得のいくものは出来なかったのです。当初、出来の良かったバイオレットのベースを活用したミュゲ構成のフローラルベースを出す予定でした。それにジャスミンを足し、保留作用の高い石鹸調の天然物を添加してムスクを補って、トップを強くする柑橘を添加し、ということをしていたら良く分からないごちゃ混ぜの香りになってしまったのです。

結婚式に自分の香りを出したことに関しては正しい判断、というのは、大阪の叔父は会社を辞めたときに父に小言を言っていたそうでしたが、この結婚式に香りを用意できたこと、式中にインタビュー形式で香りを作ってあげた事を紹介できるコーナーを弟に用意してもらったことで、きちんと今やっていることを示せました(もちろん弟には気を使わせたのかもしれない)。自分の作った香り、自分の香りを造る能力に少し疑問を感じ始めていましたが、後に引き下がれない、このまま進んでいくべきなのだという念を新たにしました。

とは言っても私自身が調香をするようになって初めて、苦手な香調やそれほど好きではない食べ物も注意して、体系的、総合的に香りを嗅ぐようになったと思います。普段から多様な「良い匂い」をかぐこと、その上で、自分自身で思いついたものは片っ端から作ってみる事、自分の造るものが良い匂いに近づくよう自分以外の人にも匂いを嗅いでもらってその意見を聞くことがとても必要だと思いました。

「新しい農薬原体・キー中間体の創製2011」CMC2011

最近出たらしい本。目次を見てみただけだが、結構読んでみたいなぁとおもう本。

香料は香料原料と調香という二面がある(もちろん調香ベースという原料と製品の中間的なものもあるが簡便のために「二面」として話す)。大規模な会社ほど両部門を持つ。

香料原料として20世紀に発達したのが有機合成を活用した合成香料である。有機合成に支えられた産業はいくつもあるが、一般的な化学工業と比較して香料の化学は商品単価が高く、しかし大量に原料供給しなくても良いという面が特殊な点である(また高い製品純度が必ずしも重要ではないという面も特殊か…)。その結果、合成部門を持つ香料会社は、少量、多品種、(やや)高単価の化成品を合成する技術を持つ会社も多い。

香料会社の合成部門が医薬中間体などの非香料製品を手がけることも多くなってきているようだ。医薬品などの中間体も少量、多品種、高単価であり、香料会社の持つ精密有機合成が有用な場合も多いのだ。精密有機合成の技術をメインとするこのような分野には、香料、医薬品、農薬などがあり、今市場にどのような化学品が必要とされているか、その化学品を合成する合成ルートとしてどのようなルートが現実的か、手持ちの原料に(少々のモディファイを加えた上で)流用出来るものが無いかリサーチする事が必要となる。

この本で纏められているそのような研究において有効(というよりはリサーチの出発点)ではないかと思う。

書籍:新しい農薬原体・キー中間体の創製2011

「スパイス・ハーブの機能と最新応用技術」CMC2011

最近出たらしい本。目次を見てみただけだが、結構読んでみたいなぁとおもう本。

スパイスに含まれる微量成分(呈味成分、香気成分)の心理や健康に対する効果には注目が集まっていて、自分も調べたいなぁと思っているのだが、そのような研究成果はまだ、専門誌、学会誌でやり取りされている状況であると思う。そのようなスパイスに対する研究成果が纏められているのではないかなと思う。図書館で見つけたら読んでみようと思った。

(既存図書を網羅してみたいなと思いつつ、未着手…いつかやろう)

書籍:スパイス・ハーブの機能と最新応用技術