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今日、化粧品の仕事がいろいろと捗った。輸送会社のOBに知人経由で連絡を取ってもらっていた件。これがかなりの進展を見せた。
メンバーは輸送会社OBのKさん、現役のHさん、自分、店長。香水店店長にはあまり変なことをしゃべらないように気を付けて貰い、なおかつどんな話になるのかをシュミレートしておいて、申請書類・許可返却書類でどれを持っていくのか、打ち合わせ済みにしておいた。
前日打ち合わせ後、会社の代表取締役格のYさんと合流してご飯を食べることになった。以前、N先生交えた打ち上げには出席と言っていたのに都合で来れず、機会があったら進展については話したいと思っていたし、輸送会社と会う前だったので少しはその事も話しておいて良いのかな、という気がしていた。Yさんはそれはチャンスなのだから、きちんと入り込めるところまで入り込んだほうが良い、という考え方のようだった。それは経営的な考え方、社長的な考え方としては正しい、店長も自分も身分相応とか、ハードな仕事にならないほうが良いという考えがちらりとあったが、経営的・起業的にはその感覚のほうが正しい。
なお、知人的にはちょっと違う感覚で、きちんと準備して付いていけば、仕事をきちんした形にまで高めてくれる現役の課長とOBが入ることで、ママゴト的な仕事もきちんと筋が通るのではないか、と思っていたのではないか。一応OB関係者ともなれば少しはやさしく接してもらえるだろうし、あまり見捨てられることもないだろうし、どうしても仕事にならないときには厳しくもきちんと説明してくれるだろうと思っていたのではないか。(こちらはサラリーマン的、仕事中心的考え方だ)
自分としては、きちんとした仕事のルートを確立し、役所と対立せず、きちんとした信頼感を得られる外見で、客にも取引相手にも従業員にも公平なのが良い仕事だと思っている。それに近づくのには絶好のチャンスであるような気がしていた。店長の同業者などには化粧品出身の経営者で書類も法規も完璧に仕上げている人もいるようだ。そんな誰もが納得する仕事(技術・手際に始まり取引相手という見た目に至るまで)に近づくのには絶好のタイミングなのだと思っている。書類関係、法規関係はほぼ完全にこなせていると考えていた。ただし税関(と輸送手段)をクリアするためには大手と組めるのが最も楽(コストは少し高くなるかもしれない)で、安定的な解決に近いものだと考えていた。
Kさん、Hさんとの話はかなり良い纏まり方で話せた。必要と考えられる書類は網羅されていたからだ。当初は輸入業登録が必要かも、という話になったが、H課長が上の階で最新の情報を確認してくれて、直近の法・行政のシステム改正で統廃合され、製造業と製造販売業の許可のみ、でOKということがわかった。現在取得している内容で(登録済みの品目に関しては)いけるレベルだということが明らかになった。
大手の輸送会社に顔が通った、ということはその会社の海外の事業所も視野に入れた仕事の運びが可能になるということだ。国内にいながら海外に発注を掛け、海外の事業所に集荷してもらったり、海外の事業所にいったん集荷して、梱包しなおしての日本への発送が可能となる。これは大手の化粧品輸入業者のレベルと同格の仕事の仕方である。現状の店長の仕事のレベルでもかなりの前進になる。海外で買い付けて、各国の現地オフィスに持ち込む、そこから発送すれば、航空便と大手の通関で店長が帰国するくらいには荷物が自由が丘にある状況を作れる。