PC組み立て(日本シャトルSZ77R5)

目標は以下の通り。
・    なるべく安価に性能を出す。
・    長期間安定運用を目指す。
・    躯体はコンパクトにする。
・    並列計算プログラムのCUDAに慣れようと思っているので、それが走るGPUを乗せられるようにする。

構成は以下のようになった。
(マザー・ベアボーン)日本シャトルSZ77R5 ;チップセットZ77 約30000
(CPU)celeron G550 ;2コア2スレッド、2.6GHz、65W 約3600
(メモリ)DDR3 1333MHz 中古1G×4本;約800
(HDD) msata ssd 64MB;約6500
(HDD2) IDEのものキャリーオーバー(IDE-SATA変換必要)
(GPU) msi N580GTX;中古 約20000
(OS) windows 7 professional 64bit;DSP 約14000
計7.5万ほど。現状なかなか快適である。

(10/21)パソコンが死んだので、新しいのを作らなくてはならなかった。実際にはパソコンが動かなくなってから1週間ほどのブランクの間に、構成を考え、注文し、土曜日には秋葉原に買い付けに行って日曜日(つまり今日だが)に組み立て、インストールが完了した。壊れてしまう前の構成はpentium4 2.8Gを中心としたほぼ10年前のベアボーンがベースであった。独自規格の電源が完全に壊れたので、修繕ではなく総取り替えすることにした。

ソフトウェアとしてはwin7 64bitを使用する。64bit OSを使用することは、2MBのメモリーでも快適な使用が必ずしも達成できないことを考えると必須である(32bitのメモリ上限は3G程度)。また安価にメモリ容量を増やすためにはDDR2でなく、DDR3を選択する必要がある。より安定にメモリー量を増やすためには、メモリスロットが多いほうが安心である。なおDDR3の1Gは投売り状態なので4G分とか大量に買っても安価に収まる(バス速度が確保できるから細かい容量のメモリでスロットたくさん占領している方が良いのでは?)。

コンパクトな躯体でありながら、GPUが乗せられるパソコン、と言うのは相反する要求項目だ。通常GPUを優先するなら、躯体サイズはmicroATXくらいまでは妥協するべきだと思う。今回はこの観点からshuttleのベアボーンを選択した。MiniITX並みのサイズでありながら、2レーン分のサイズを持つハイエンドGPUも格納できる。加えてSZ77R5ならメモリが4スロット分あり、将来の拡張性が高い。LGA1155は多種類のチップセットがある(しかもCPU対応の話もあわせて考えると複雑になる)が、メモリスロットが多いマザーボードはやはりZ77が多いようである。またCPUの選択肢を広げるためにはZ77はよい選択肢なのかも知れない。

余談だが、個人的に今お買い得感があって、値段がこなれ終わっていると思うのがLGA1366のX58系。CPUなどが完全に収束しているので上位であっても安価に調達できそうと思う。しかも、メモリが3つ分同時アクセス可能、GPUが2枚挿せて同時に両方のGPUを×16動作させられるなど、マザーボード・チップセットそのものがハイキャパシティであった。当時のLGA1366よりは現行のLGA1155のほうが早いとする評価も多いが、ハイエンド機が安価に入手可能なLGA1366も捨てがたいような気がしていた)。今回は入手不可だったので現行LGA1155最良のZ77にした。

GPUは680GTXがCUDA入門としてお勧めのポジションにあるが、あえて1代前のCUDA推奨機の580GTXを中古で調達し、価格を抑えるようにした。必要に応じて、または今後の中古価格変動に応じて載せ替える。

CPUは必要十分にしてお買い得として名高いceleron G550にした。2コアでTDP65W。ベアボーンの注意書きに最大許容TDP95Wとあったので問題はなさそう。将来的には低消費電力、4コアのものと置き換えてもよいと思う。

参考;
1.SZ77R5 | Shuttle Japan2.イマドキのイタモノ【夏季休暇特別編】:ベアボーンキット「SZ77R5」で始めるお手軽自作PC (1/4) - ITmedia PC USER
3.Sandy Bridge LGA1155 CPUの選び方 【桜PC情報】
4.N580GTX-M2D15/D5|グラフィックスカード|MSI
5.価格.com - インテル Celeron G550 BOX レビュー・評価
6.ASRock > 製品紹介 > Z77 Extreme6 > CPUサポート一覧表 (参考)
7.自作pc 俺ならばこれを買う。 (参考)

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