本当に雑多な考察ですが…
(本当にその前まで遡ればマクスウェルの方程式などにまで遡れるのかもしれないが)
- 旧来のシリコン半導体→固体バンド理論に基づくデバイス開発・設計
- 少し前の日本人のノーベル化学賞受賞内容;有機導電物質→巨大分子、分子レベルでのバンド理論、分子間においてバンド理論の影響は限定的
- 有機太陽電池・色素増感太陽電池・エレクトロルミネッセンス→分子軌道への意識、分子構造電子軌道エネルギーの見積り、HOMO-LUMO準位の見積り
この先は電子デバイスとしてのアイディアはない。しかしそのステージとしてバイオセンサーなどを考えたとき、タンパク質~タンパク質の相互作用やタンパク質~リガンドの相互作用を考えなくてはいけなくなる。この際、考察されるべき化学理論、としてはホストゲスト科学が重要性を発揮するはず。この自然科学領域におけるシュミレーション・計算では、分子構造を考える際には量子計算科学が重要性を増すであろうし、純粋な計算(第一原理的な)でカバーできない領域に置いてはケモインフォマティクスやバイオインフォマティクスのような考え方が重要になるであろう。
計算機の分野では光が注目されている、光コンピューターにたいする考え方。これはこれで知らないことが多そう。SHGのような考え方は化学系では触らないので勉強しておいた方が良い。