自分用のPC組換え (X79-LGA2011系)

2013/5/7 雑記 自分用のPCのレベルを向上させた。

元々はLGA1155にG550を挿して使用していた自分のPCを組み直した。今回はマザーのリプレースになる。今回リプレースの移設先はLGA2011+X79系のマザーである。安価にベアボーンのキットが手に入ったためである。同時並行で、福岡の実家のPCの組み直しもして、それまで使用していたマザーを中心にしたPCは福岡へ送る。

  • Mother; shuttle X79系 中古24800
  • CPU; core i7 3820 中古24000
  • memory; 2G*4 = 8G (990*4)
  • GPU; GTX580 キャリーオーバー(25000)
  • HDD1; SSD(msata) キャリーオーバー(6000)
  • HDD2; SATA 2.5” 500G キャリーオーバー(4500)
  • OS; windows 7 64bit + ubuntu 13.04

前回のLGA1155での構成そのままにOSはダブルブートをキープする。演算能力を向上させるからには、以前にもまして計算科学の環境をきちんと整えて計算科学、科学情報マイニングの実効環境の構築を真面目に整備しなくてはいけないと思っている。新規パソコンに関しては別途記述してあるので、そちらを参照されたい。

CPU選びは後回しにしてしまったのはよくなかった、探し始めた初期の段階から思いの外CPUが高価なことがわかった。LGA2011はハイエンド系であり、現状においては選べるCPUはcore i, xeonのいずれかである。core iは3万円位からあるが、もっとも案かなものはTDPが130Wもあって、放熱に不安があるものである。それよりはxeonの方が安いものから高いものま であって、選びやすくはある。しかしながらマルチプロセッサ向け、サーバーやワークステーション向けのものが多いxeonはX79系マザーで認識しないこ とがあるとのことだった。結構現状においては猫跨ぎなソケットだと思ってしまった。しかも通常のLGA2011系はグラフィックスがCPUに内蔵ではなく、確実にグラフィックプロセッサが別途必要な製品群になる。これがインストールを難しくしているのではないかと思っている(特にlinux、putty で入っていじれば上手くいくのだろうがちょっとまだ自信ない)。

グラフィックボードはGTX580をキャリーオーバーした。この機種であっても十分な演算能力は得られていると考えられ、また選定し直すとなると、それに要する時間、買う際の費用もかかってしまうためである。

メモリは前回に倣って中古のDDR3から選択した。前回はレシートをみてみると1Gを4本で1000円以下で済んでいる。このとき小容量のメモリが市場で過 剰に余っていたためである。今回は前回ほどの安価さは得られなかった。とりあえず、今回割安感のある2G×4本で組むことにする。メモリのメーカーは統一できなかったので不安は残っていたが、問題なく認識できた。

OSはmsata SSD とHDDのスワップのみで上手く認識した。以前別のウィンドウズ7のHDDスワップで苦労したのだが、あっさり認識してくれたのでありがたい。逆に古いDELLの方のXPのHDDの方がスワップを受け付けず、メーカー製PCは変なところにまで手が入って面倒くさいな、とおもった。こんなにアッサリ行くんだったら xeonに挑戦してみてもよかったかなとおもったが、もう余計な時間をかけることは止めにするつもりである(変な着想は時間がかかるだけであるので忘れよう)。

前回のLGA1155での構成そのままであるのでOSはダブルブートである。この時にも、ubuntu側でGPUを認識しないという状況があった。今回マザーを組み直してもGPUを認識しないと言う状況に変化はなかった。症状としては、ホーム画面においてメニューが表示されないというもの。この状況下ではlinuxのterminalを起動しようにも起動できない。Terminal さえ機動していればCUIからGPUのソフトウェアがきちんと存在しているか確かめたり、ドライバソフトをオンラインからダウンロードしてインストールしたりできるのだが、それもキチンとはいかないようである。前回からこの問題の対処法方として、別の端末からputtyか何かでネットワーク越しにCUIを扱ってインストールすれば良いかと思っていた。あまりCUIも使い慣れていなく、puttyも使い慣れていないので、できればこれをせずに解決したかったが、今回は仕方がないかもしれないし、捗らない。

元Ubuntu13.04がきちんと起動するようになったら、openbabel, gamess, python環境を導入して見ようと思う。理想的にはHDD(Dドライブ)上にpythonなどのモジュールを完備した環境を構築し、windows からもlinuxからもアクセスできる領域を構築する。そこにpython, openbabel, gamessを実行できる状態に立ち上げたい。そのようにソフトウェア環境を構築し、linuxでもwindowsでもアクセスできる環境とする。物理的にはlinuxも起動OSは物理的にはSSD(Cドライブ)にあり、モジュールの完備とパスさえしっかり揃えてしまえばアクセスできるはず、とおもっている。実行例はネット上には稀少だが、検討する意味はあると思う。

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