自宅のlinux環境整備 ②/2

自宅のPC環境を整備しなおした。

  • windows 7 64bit
  • scientific linux 6.2 64bit

scientific linux上での作業環境の構築を目指す方向性に変更はない。


(2013 7月 26)
やれやれである。いろいろしなくてはいけないことが多くなってくる。

仕事をまとめる方向とはコンピューター上で計算が回る方向に持っていって、検討できる状態にすることが先決。そこまでいったら、パイソンで計算のパスを渡しつつ量子科学計算を回し、マトラボで統計解析をする、補足となる計算はRですると言うところか。詳細についてはこのブログで書きつつ、繋げながら進めて行く。このやり方でしか到達できないし、今さら後には引けないのだ。

まず自宅のPCをダブルブート化して、計算化学が回る系を確立する話。scientific linux (SL)をインストールし直した。だが先述のようにGRUBが作成されず、windows7もscientific linuxも立ち上がらない状態になってしまっていた。仮の状態でインストールしていて、ubuntu13.04でGRUBを作成、どうにか回る状態になっていた

(2013 7月 24)
現在3rd OSとしてインストール済みのOSが動作不安定である。様々なパッケージをインストールしている最中にいよいよ回らなくなった。引き金になったのは、恐らくsynapticをインストールしようとしたからであろう。GUI制御のパッケージインストーラ・ソフトウェアアップデーターがあった方が便利ではないかと考えていたので、インストールしたのである。

これをまともに動かすために、パッケージのアップグレードなどで対応しようとして来た。しかしながら動作が不安定であり、GRUBの位置などは変わっていないので、そんなに苦労せずに入れ換えられるのではないか? linuxの再インストールが最適と考えた。OS構成までしか確立できてはいなかった訳で、自分のコンテンツをたくさん抱えていたわけではなかった。結局、そこまでのインストール作業を捨てて、最初からインストールし直すことにした。

(2013 7月 26)
最初にSLをLIVEディスクから立ち上げる。これまでSLが入っていた領域にすべて領域を初期化してのインストール。今回のインストールではきちんとSLのGRUBが形成された。これは予想外の幸運だった。そのお陰でubuntuは起動しなくなってしまったのだが、GRUBを作成するためにインストールしたようなものだったので、まぁよいかと思っている。SLにGpartenerが入っているので、そちらを制御してubuntu領域の初期化とパーテーションの切り直しをしてしまえばよいかと思っている。

問題は熱の問題がありそうである。CPUのメインファンが回っていないようで、かなり熱を持ってしまっている。この原因は現状不明だが、windowsではいって、biosをアップデートするか、外付けファンを検討したりしようと思っている。軽くネット上の情報をとってみたところ、biosはやはり不安定なようである。そしてそれはwindows環境からアップグレードできるらしい。そんなものならさっさとアップグレードして不安定要因は消す、それでもファンの作動に不安定があるのであれば、追加のファンなどで対処してしまえばよい。

この後するべきこととしてはScientific linuxへのpythonxy, RStudioのインストール、加えてgamessのインストール、パスを繋ぐ。ubuntuとは異なり、synapticは無理であることが分かったから、すべてCUIからのインストールとなると考えられる。とりあえずやってみるしかない。一旦、RStudio、pythonxyが立ち上がれば使用感上は問題なく動作させられるものと考えられる。matlabのインストールは不可だろうと思われる。

Windows 7の環境をもっとコンパクトにする。現状においてはwindowsもSSDから起動する仕様にしてある。そのせいでSSDにはOSが二つ入った状態になり、要領はギリギリである。この状況は改善した方が良さそうである。SSDからの起動は早いが、すべてのソフトをSSDにいれておく必要はない。いくつかのソフトウェアはプライマリのHDDに入っていなくても大丈夫であるし、Dドライブにいれてしまって、パスを渡して共用化してしまった方が良いようにも思える。それを実行できないかと考えている。

余談① 結局は自力本願、と思っている。まぁ仕方がないし、これが本来の姿だと思う。ブログも注力する。

余談②
ネットワーク環境をもっとセキュアで垂れ流しを押さえて、運用できないかと考えている。セキュアではない点はどこかというと、evernote, dropboxである。これらのアクセスがセキュアではないので、ものすごく不安だ。さらにはブログ、これらは情報の垂れ流しにすぎないので、何らかの手だてでセキュリティを担保すべき。

ひとつアイディアとしてあるのはwindows server (WS)である。かつて、今も継続中だが、windows home server (WHS、含2011)があり、それを利用することで、一応の形のウェブアクセスが確保されていた(連続的にIPグローバルアドレスが変わるがアカウントとパスワードでユーザーが接続は出来るというもの、暗号化も一応はなされる)。さらにはこれにBESがインストールできるはずである。そうすればもう少しセキュアはアップすると考えられる(イントラ外からのインサイドアクセスはBESを使用する)。linuxサーバーとWSを併用、WS上でBES、linux上でwordpressをしようして、セキュアとアイディアのクラスタを運用すればどうかな、と思う。

外部からの侵入者をどれくらい制御するのか、セキュアに自分達のクラスタを維持できないか、はここ数年間に渡っての懸案だったのである。発信する情報と集積・維持する情報とはことなる。

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Scientific Linuxで自宅サーバー構築
Scientific Linux 6.3 へのRのインストール | ぱそこんの芽

olf. in silico.: openbabel + GAMESS via python ウィンドウズでパスが繋がらない?
olf. in silico.: 化学情報学+統計解析+量子化学計算→PCダブルブート必要?

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