Qnap / Q-Mobileの補足

Qnap / Q-Mobileの補足をしておかなくてはいけない。がっかりだった思い違いと、実は予想以上だった思い違いの2点がある。

がっかりだった思い違いは、Q-Mobileはストリーミングプレイヤーなのだが、対象のNAS製品が考えていたよりも限定される点だ。どんなNASでも無線LAN圏内で動作するものと思っていたのだが、実はQnapのNAS製品でのみしか動作しない。

QnapのNAS製品は他社のNASよりも高性能なCPUを持ち、バッファメモリーも容量が大きい特徴を持つ。( ITmedia, Inc.の記事) それを考えると、他の同等のNASにQ-Mobileに対応するソフトウェアを導入したり(おそらくUNIXなどを知った上で半自作のNAS/ホームサーバーを組んだり)すれば作動するのだろう…動作はするだろうが、おそらくQnapの出来合いのものを買った方が安上がりで確実じゃないかと思う。

自分の思い込みよりも現実の方が進んでいた思い違いは、Q-Mobileの動作はインターネット網を介したストリーミングにも対応していた点だ。インターネット経由で自宅ルーターを経由し、ネットワーク内のNASにアクセスするのはセキュリティの関係上厄介だ。それを防ぐためのルーティング機能であり、ファイヤーウォールなどの技術であるわけだから。iphone / ipod touchの無線LAN使用時のセキュリティ脆弱性は以前から指摘されていて、多少の危険性はあるのだろうが、試してみたい気もする。

この会社のNASを買ってみたくなった。バッファローの増設できるタイプのNASを現行の小容量のNASの買い替え候補として考えていたのだが、同等の容量と増設可能で、多彩なRAID構成が実現可能な点ではこの会社の製品もバッファローに劣っていないようだ。情報収集をしてゆく。

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