MARANTZ – NETWORK AUDIO PLAYER – NA7004 日本向け正式発表

以前このブログで話していたMARANTZ NA7004が国内向けに正式発表された。発表会は恵比寿にある試聴室で実施されたらしい。

参考----
マランツの「2010年9月7日 新製品発表資料」
ASCII.jpの記事「ASCII.jp:マランツ、ネット対応の高音質プレーヤー「NA7004」を発表」
HiViの記事「マランツがオーディオ心をくすぐるネットワークオーディオプレーヤーNA7004を発表!」
Phile-webの記事「マランツ、ネットワークオーディオプレーヤー「NA7004」を発表 - Phile-web」

発表資料や上記の専門誌のアナウンスを見てみると、i-Pod touch / i-Phone系のGUIから無線LANネットワーク経由で操作できたり、ファイル形式がFLACにも対応していたりと、かなりLINN DS(Digital Stream)のシステムを意識したのだろうなぁ、と思った。だがNA7004はそれに加えて、USBでPCと繋いで外付けオーディオインターフェース的な使い方をしたり、USBメモリーを直接挿してその音楽データを読み取ったり、i-Pod touch / i-Phoneをマウントしたりという多彩な使い方が可能なようだ。

インターフェースは
①イーサネット…有線LAN・DLNA1.5準拠として振る舞い、NAS上の音楽データやインターネットラジオを再生したり、Webコントロール(i-Pod touch / i-Phone等を通じた機器コントロール)、ファームウェア・アップデートの役割
②USB…PCと繋いで外付けサウンドインターフェース的な使い方、つまりPCからのデジタル音声信号をNA7004のD/Aコンバーターによってアナログ変換し、PCからの再生をサポート。またはiPod/iPhoneとデジタル接続し、音楽信号をデジタルのまま出力、NA7004のD/Aコンバーターによってアナログ変換する再生をサポート。
③デジタル入力(同軸、光角型)
④RS-232C
⑤Bluetoothレシーバー用接続端子
特に目に付いた装備はこんなところ。

今後はミドルレンジでの単品DLNAプレイヤーが後に続いてくれるのではないだろうか?特にこの価格帯での映像ストリーミングもサポートできるHDMI+5.1CH(今のハイエンドは8.1CHだっけ?うろ覚え…)で、ピュアオーディオで使っても楽しいというような単品DLNAプレイヤーが後に続いてくれたら嬉しい。まぁ現物を見て、聞いてみたいです。

個人ブログでも紹介されている
http://hotworks.wordpress.com/2010/05/07/marantz-na7004/
http://blog.goo.ne.jp/gikyusan/e/86e15b24df5c04ff8db6b8639339e0b7
http://blog.livedoor.jp/hotworks/archives/51514964.html
http://ayuchin.blog11.fc2.com/blog-entry-1132.html
など

<追記①>
既存で、この分野の商品に近いものとしては
パイオニアのSACD/DLNAレシーバ「PDX-Z10」
がありました。アンプ+SACDプレイヤー+DLNAプレイヤーという構成です。  
(参考;報道資料 : パイオニア株式会社

<追記②>
同時期の家電ショウで
ヤマハ「NP-S2000」の日本国内向け発売も報道されていました。
バランス出力付DLNAプレイヤー(iPhone/Web操作可能)という構成です。  
(参考;ネットワーク上の音楽ライブラリーを高音質再生する、ピュアオーディオグレードの"ドライブレス"HiFiプレーヤー。 ヤマハ ネットワークプレーヤー『NP-S2000』

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