化粧品の香りの心理学系のインターン

従兄弟が化粧品メーカーの心理学研究に関して教えてくれた。心理学系の研究生をインターンとして集めて、ちょっと仕事の触りを見てもらおうとしているようである。心理系研究に関しては最大手よりは遅れているかもしれないと思う。そのメーカーは、化学系に関してはかなりの部分を自製化しようと考え、調香部門も持っていたりする。それをきちんと調べたのも3年ほど前の話であるので、最新事状に関しては、教えてもらわなくてはいけないと思うのだが。

彼らはどこまで考えているのだろうか?‎香りの情報化を進めようと考えているのだろうか?それとも物理的な資材と商品デザイン技術の充足を追い求めているのだろうか?

自分の提案できる話題としては、嗅覚受容コーディングの解明、つまり人間にとっての嗅覚情報のhardwareコーディングを解明する事で、香りを実用的に‎情報化できると考えていること。これを明らかにすることで、調香技術は、専門的なものではなく、オープンなフォーマットに還元できるはずである事。オープンなformatにできるということは、香りのデザインが容易になるであろうし、文化解析も可能になるであろう。ハードウェア的なコーディングが明らかにできれば、心理学的な香り情報処理に関する解析も進めやすくなるであろう。これらの恩恵を受けるとすれば、それは化粧品デザインにかなり有益なはずだ。

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