自分について、自分のテーマについて

まず報告。かねてより「香り」を学術的にやりたいと考えていた。自分のポジションとしてある程度のことが決まってきたので報告しようと思う。結論としては、大学院(電気電子工学科)で研究をしようと考えている。ポジションは研究生である。本当は博士課程の学生としてスタートできるのがベストと考えていたが、結果として当面のポジションは「研究生」である。(このブログの存続をどうするか、書き続けるとすればどの程度の内容を書くのかについては未定である。何らかの変更をしようと考えている) 今回は「個人的なこと」であるが、ここ1-2ヶ月の顛末に関して書く。

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(2/18のメモより)課題山積である。とても今すぐに自分の始めたい研究を始められるという状況にはない。そしてこれらは自分の「業」によるものなのだろう。結局自分も「自分の為そうとしていることが結実する」確信を得られていないし、N先生や学科の教授たちも「この学生の為そうとしていることが結実する」確信を得られていない。自分が確信を得られていない理由は、今まで自分の為そうとして為しえてこなかった過去の事例に起因する。相手が確信を得られていない理由は、今ここで喋っている人間がキチンと自分に自信を持っていない事が直感的に察知されたからである。これらは自分の「業」の為といえるだろう。

自分自身の中にある自己顕示欲、自分はそんな仕事だけをして業績も上げられずに終わる訳ではないのだという自負、公平性とか他人を侵害したいわけではないのだという妙な正義感、科学と学術が世界を導いてゆくべきであるのだという信条。Y先生の言うとおりである「研究では冒険が必要だと思いますが、実生活の方は安定志向がよい」、自分に業績が付いてこず、自分に確信が得られてないのなら、安全なルートが確保できるうちにそちらに逃れてしまった方が良いのである。

Y先生の言う「研究では冒険が必要」「実生活の方は安定志向がよい」について、いつ見切りをつけるのか。当初は博士課程の早い段階で、と考えていた。研究内容についてもN研究室に入ってから、おそらく共同研究者が必要になる筈であるので、解決してゆけば良いと考えていた。

今は何が揺らいでいるのか?それは基盤であり、自信であり、自身への万能感(万能感とは言いすぎだが、テーマをやり遂げられる確信)が揺らいでいるのだ。もしくは動くのが遅かったのかもしれない。長く安穏とした場所に留まりすぎたのかもしれない、もっと早くに研究生(どうせ博士課程に入ろうとも自分の実力ではそこにストレートには至らず、研究生というポジションを経なくてはいけなかったというのであれば)として、しゃにむに走り始めておくべきだったのであろう。この「早い段階であっても走り始める」という能力が欠如していたことも欠陥の一つだったのだ。

もちろん2012年3月付けで移った方がよいという考えは未だ正しいと思っている。ただし研究を進める上で必要な要素は満たせていなかったのだ。研究を進めるということを中心に考えると2011年10月がベストのタイミングだったのではないかということなのだ。独りで考え、判断している以上、心の俎上に上ってくるファクターが「所詮狭い」のは致し方ないと思う。いままで自分の「業」の為に、自分の仕事へと結実していなかったのではないかと思う。

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一つには「人を信用し、自分を信用する」その方向を目標としよう、ということなのである。一つはキチンと情報収集して判断しようということなのである。自分の「業」の為に振り回されないように。もう一つは当初考えていたルートとして、後1年用意できると思う。その期間、全力で当初の目的どおりにやってみたら良いのではないかと思っている。

絶望とかの感情は一時的だ。だが選択とか決断は自分を作ってゆく。この2012年3月は徹底的に色々なものに結論を与え、今後の自分を作り上げていく方向に全てを決断しようと、当初より考えていたでははないか?感情なんかの一時的なものに惑わされていてはならないのだ。

先ほど「基盤が揺らいだ」と言った。揺らいだのは基礎だ。基礎が揺らいだことは2010年の秋にもあった。経済的な問題が生じてしまったときだ。基礎が揺らぐと、心が落ち着かないから無理も利かなくなる。でもそんな時大慌てで上に建てようとしているもののデザインを変更したり決断したりすると危険だ。そんな時何とか持ちこたえて、新たな立ち位置を捉えなおし、デザインを変更するのであれば落ち着いて情報をキチンと集めて決断するのが良い。

(次回に続く)


N先生…今度お世話になろうと考えている研究室(電気電子工学科)の准教授
K先生…前の大学の研究室(有機化学)でお世話になっていた教授
Y先生…前の大学の研究室(有機化学)でお世話になっていた准教授

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