携帯電話の変更など少し調べる

ふと機種変更をしたくなって色々と調べてみた。今回の観点は以下。
• Iphone系を導入して050plusを本格的に運用する。
• blackberryの最新機種を導入して、常時接続を省力化(wifi運用)、低コストでの運用を目指す。
• メインのドコモ回線の電話番号を変更する。

結果的に言うと、既存の通信キャリア供給のものはわりにあわない。MNPで安価になると結構謳っているが、ドコモの継続割引をチャラにして通信を契約しなおすのは割りにあわなさそうである。ブラックベリーの本体か価格もそんなに安価にならなさそうで(それも中古を買った方が安価に上がると思われる)、現在の契約を維持したままwifi運用可能なブラックベリーの本体にすげ替えることで、運用費用を節約した方が良さそうである。番号のポータビリティも結構ふさがっている感じ。当初は以下のような方法を考えていた。
• 主契約に加え副回線を契約、
• ブラックベリーの契約を副回線に紐付け、
• 主回線と副回線を入れ替え、元副回線の方に継続契約を紐付け(この時番号が入れ替わる)
• 副回線をMNP、b-mobile辺りに番号を移植して安価なiphone契約で元番号を運用する。

この様な契約の変更は出来ないようで、番号をいかしたまま、契約期間も伸ばしたまま、次の番号に移動すると言うのは無理な様である。結局、新しいブラックベリーはヤフオク調達、シムフリーのiphoneにb-mibile辺りを挿すというのが最安価な様である。もしくはブラックベリーに固執しないでシムロックフリーのiphone一本に絞ってしまう方が良さそうである。BB10の話を見ていると、新しいブラックベリーはキャリアに強固な紐付けをされたものとはならない可能性がある。それであれば一旦ブラックベリーを切って、春以降、新規ブラックベリーをb-mobileあたりで運用できれば復活させるというものも良さそうである。ブラックベリーはメールを作成するのがとても楽で、長文メールの作成にはなかなか役立っていたのだが。

パーソナリティにあわせた香りのプレゼント

知人が結婚する。自分の2人の知人がそれぞれ結婚し、2組の結婚式に出ようかという事になっている。一人は高校のころの同期で、福岡の大学進学後も自分が関東に帰ってきた折には飲みに誘ってくれていた人で、もちろん就職後にも何度も会っていた。もう一人は福岡の大学にいたころの一つ下の部活の後輩である。自分も含めて男性としてはマイナーな茶道という場だったので、親しく接してくれていた。

その二組の結婚に際して、自分に何かできないかと考えたときに、自分の今やっている“香り”で何かできないかと考えている。そもそも結婚式で香りの演出をできないか、と挑戦したのは初めてではない。弟といとこの結婚式では香りを実際に作り、持って行き、弟は結婚式中にその香りのプレゼントを披露する場を作ってくれた。もちろん結婚式の主人公は結婚する彼ら自身の式だ。前回の結婚式においては親族という肩書での参加だった。自分は何かできないか、ただし彼らが希望するものを、あまり他の人、本筋の結婚式自体の邪魔になってしまわない範囲で、と考えていた。

高校のころの同期の彼は、香りに関してはあまり興味を持っていない人である。少々太ってはいるが、スポーツマン(テニスを続けている)で、お酒が好きで、仕事をバリバリこなしているタイプである。彼は本質的にはフゼアフレッシュのようなタイプのフレッシュでスポーティな香りが良いだろうと思っている。彼女さんの話も軽く聞いておいた。彼女さんの方には良い奥さんのイメージを作ってくれそうな香りを選んだ(結構悩んだし、その香り自体は香調は割と新しいが、出方がちょっと華やかさに欠ける)。もう少し別のアプローチもありなのかも、という迷いは残存しているが気に入ってくれるのではないかと思っている。

彼の方には、というマスケティアのオリジナル香水を選んだ。知名度はちょっと低くなるが香りの完成度は結構高いような気がしている。彼女の方にはエッセンス オードムスクにしてみた。(個人的にこの香りは可もなく不可もなく…)彼にとっては石鹸系の良い香りなので受け入れやすいかな、という気はしている。

大学のころの茶道部の後輩は、結構おしゃれな人である。結構彼は自分のことを気に入ってくれていたようで、時折連絡をくれたりする。彼もそんなに香りは使う人ではなさそうである。茶道のルール上、会には香りを着け過ぎてはいけない、というのもある。日本の料理や茶、そして香には繊細な香りを楽しむ傾向があり、それらをヨーロッパ風の香水は打ち消しかねないからである(香りのものすごく強力なスパイシーな料理やコーヒーなどは打ち消されないので、自分は席によっては気にしないが)。彼自身の感性の尊重も重要だし、香りでの演出なども本当に上手にバランスをとらないと、式での料理をぶち壊したり、雰囲気をダメにしてしまうので本当に注意が必要だと思う。彼とは何度かのメールのやり取りで、式中の待合でディフューザーを使ってはどうかという話になった。

なおこのアロマディフューザーの内容・香りについては自分の本領を発揮する場面だと思うので真剣に選んでみようかと思っている。候補としては①jo maloneのred rose。アロマディフューザーもあり、フローラルコンポーネントオンリーであり、結構昔からあることを除けばなかなか良さそう。②もしくはアットアロマかプロモツールあたりに業務用の物を頼んでしまおうかと思っている。こちらの方を選んだら香りの選定は結構自由度があるはず。

続く…かも。

日本酒とか

日本酒の海外での反応を日曜日のニュースでやっていた。

最近海外での販売攻勢を強めている企業ということで獺祭(山口)が取り上げられていた。獺祭のラインナップで個人的にかなり見どころが有ると思うのが、濁りの入ったスパークリングである。日本酒らしいアルコール度、しっかり効いた炭酸、濁りを残しつつ速醸系の味わい。食中酒としてなかなかの完成度と思う。速醸系は香りがフルーティで冷で飲むとおいしいことから、海外市場で好評に受け入れられるのではないか?また火入れしてある酒類ではワインよりは取扱いが容易であるので、同レベルで取り扱えば品質も確保でき、良いのではないかと思う。ただし生酒はワインよりも取扱いがシビアであるので、海外では厳しいのではないかと思う。

また、山廃系や生もと系も取り上げられていたが、冷でこれらがおいしい味になることは少ないので、受け入れられるのは特殊な場面になると思う。何だか、外国人も織り交ぜての日本酒会をしても面白そうだな、と思ってしまった。

自分としてはワインブームの頃に平行して、天邪鬼的に日本酒の生酒にはまっていた事があり、その頃に関西の蒼空や山本酒造のたれくちに注目していた。ちなみにこれらはアルコール度数が高く日本酒度も高いが、速醸系なのでボディは軽めで香りはフルーティである。い興味が有るものとしては燗にしておいしいお酒。(このタイプでは香住鶴を探しているのだが、関東では見かけない、通販で買うか(?))

芥川賞メモ

(2013/1/15)黒田夏子さんという方。今年の芥川賞をとられた75歳の方。昨今の内容的にも軽く読めて、文体も軽い小説が多い中、かなり独創的で挑戦的な文体・内容のようである。少し読んでみたい。

実験的な小説。一般的に「うける」小説というものは、時代感を反映した文章で・語り口で、内容的にもある程度分かりやすい・もしくは入って行きやすいものであるような気がする。しかし彼女の文章は、それらとは一線を画しているようだ(語弊があるといけないのでいっておくが、芥川賞は、森鴎外を文体の師とした平野啓一郎のようなちょっと傾向の異なる一種“純文学”的な小説家を広く世に知らしめる賞という側面もあるのだとは思うのだが)。

ともかく、実験的な文学。というアプローチは、純文学的な観点とともに考える。辻邦生も短編小説では、そのような試みを作家としての地位が確立してからも行った。しかしこの黒田さんという作家さんはそんなことを誰にも投稿することなく、多くの人に見せるわけでもなく行い、今回の受賞に至った。受賞するまで一般の人には知られることもなく、しかし作家グループで作風を仲間と作り上げたわけでもなく、作品を作り上げてき、作風を作り上げた、とのことだ。

彼女がそんな感覚を持って作品を作っていたのかはわからないが、充分に実験的な小説群であろう。そしてそのように作る過程は、書庫との対話、自己との対話、なのかも知れない。このプロフィールだけでも充分に“純文学”であるように思う。どのような世界が広がっているのだろう?少し読んでみたい。

ある種のアウトサイダーアートのような世界であったら、ちょっと嫌だなぁと思ってしまう。あのような公開を前提としていない作品を見ると、他者の愛玩品を道路に打ち捨てるような、人のプライベートを暴いてしまったような、嫌らしい気持ちになる事がある。文学の場合、本人が「私小説」と自称してそのような感覚を伴う作品を公開することもあり、それもまた文学の一側面であるとも言えるのだが(そのような“私領域”への侵入感は文学と絵画の特権だ)。ま、ともかく本屋に売っているであろうから、ちょっと読んでみて気が向いたら色々調べてみよう。

電子材料と理論科学(化学)について雑多な考察

本当に雑多な考察ですが…

(本当にその前まで遡ればマクスウェルの方程式などにまで遡れるのかもしれないが)

  • 旧来のシリコン半導体→固体バンド理論に基づくデバイス開発・設計
  • 少し前の日本人のノーベル化学賞受賞内容;有機導電物質→巨大分子、分子レベルでのバンド理論、分子間においてバンド理論の影響は限定的
  • 有機太陽電池・色素増感太陽電池・エレクトロルミネッセンス→分子軌道への意識、分子構造電子軌道エネルギーの見積り、HOMO-LUMO準位の見積り

この先は電子デバイスとしてのアイディアはない。しかしそのステージとしてバイオセンサーなどを考えたとき、タンパク質~タンパク質の相互作用やタンパク質~リガンドの相互作用を考えなくてはいけなくなる。この際、考察されるべき化学理論、としてはホストゲスト科学が重要性を発揮するはず。この自然科学領域におけるシュミレーション・計算では、分子構造を考える際には量子計算科学が重要性を増すであろうし、純粋な計算(第一原理的な)でカバーできない領域に置いてはケモインフォマティクスやバイオインフォマティクスのような考え方が重要になるであろう。

計算機の分野では光が注目されている、光コンピューターにたいする考え方。これはこれで知らないことが多そう。SHGのような考え方は化学系では触らないので勉強しておいた方が良い。