blackberryについてちょっと調べる

クラウドベース化1の話、アンドロイドとの連携開発2、タブレット端末向けblackberryアプリケーションの開発3、ココに来てblackberry4関連の話が活発になっている気がする。もともと、スマートフォントして先駆的で、高度なセキュリティと高度なサービスで企業向けフォン・メール市場を押さえていたblackberry。ここ2-3年ほどの間、iphoneが一般人へと浸透するに従って、その存在感が薄まってきているように見えていた。

個人的なことを言うと、いまblackberryのBISにとても関心がある。と言うのは値段がだいぶ下がり、一消費者にとってだいぶ現実的なスペックになってきたからである5,6。(値段の変遷はリンクより)

ちょっと調べてみたところ、ネットワークにおける各レベルでのセキュリティ設計ができる事と端末、サーバーに関する基礎的な知識でRIMは圧倒的で、先進的だった。それが出来たからこそ、企業のサーバーとRIMのサーバー(NOC)をセキュリティ確保した上で接続し、RIMサーバーと電話回線/インターネット回線(無線LAN)経由してblackberry端末を接続しての利用方法を確立した。これがBESサービスであった7-9

自分は2010年くらいにNAS導入して、インターネット経由でアンドロイドもしくはwindowsからそのNASの中身を見れないかとコンシューマーレベルで四苦八苦して調べてみていたが、結局、オンラインに、アドレスをたえず変更しながら接続とセキュリティを確保する第3のサーバーシステム(センターサーバー)が必要となることが分かった。現在NASに関してはいくつかのサービスがあり、特にbaffalo、IO-dataなどは自社内開発したセンターサーバーサービスをNASと一緒に販売しているようだ10。一般ユーザーは端末からインターネット経由でセンターサーバーにアクセスし、センターサーバー経由で自宅内のNASにアクセスするのである。それと同じ事を、携帯端末のレベルで、はやくも実現していたのがBESだった。端末知識に関しても、セキュリティ知識に関しても最先端のものを深く理解してこそこれだけのサービスが構築できたのだと思う。

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現在、企業内でのタブレット端末利用はかなり活発に検討されているが、その端末を社内ローカルネットワーク上で活用する場合にはセキュリティは社内ネットワーク上PCよりも安全なくらい(外部ストレージ接続できないため)だが、端末を外部に持ち出そうとすると、安全性を確保できなくなる。安全性を確保するためには、上記のようなセンターサーバーやセキュリティ確保のための認証が必要となる。これらの問題を解決するために、RIMのノウハウは有効となるし、アンドロイドとの連携開発によって企業のサーバーコンピューターと連携できる高セキュリティのタブレットが企業向けに実用化されれば需要は多いと考える。

今まで上記のような技術・サービスを提供してきたblackberryが
• クラウドベース化
• アンドロイドとの連携開発
• タブレット端末向けblackberryアプリケーションの開発
を打ち出してきているのは、とても時流に合致していると思う。(アマチュアの自分が気付いて居るのだし、タブレット端末に関しての考え方はかなり昔からある、公式な展示会でRIMが出展しているということは実用化間近ということであろう)

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個人レベルでも、クラウドサービスがより一層身近なものへとなるに従って、セキュリティ配慮したオンライン利用可能なストレージへの需要が高まると考えられる。個人的な書類やプライベートの画像・映像をオンラインにアップするのではなく、個人レベルで管理したい、という需要である。また、これはオンラインサーバーが使えない状況下でも、ローカルネットワーク上でそれらが確認できるという意味である(もちろんクラウド型ストレージとサーバー型ストレージはそれぞれに利便性、セキュリティの志向性が異なる、一概に「どちらに統一すべし」とはいえない)。個人消費者を対象にしたものでも、NASに対してBES的な動きをするセンターサーバーサービスを実用化し、タブレット端末向けソフトウェアを実用的なパッケージ価格で供給すれば、SOHOレベルや個人消費者のレベルでかなり需要はあるのではないだろうか?但し、B to Cのサービスになり、単価の低いパッケージにしか出来ないので、RIM的には旨味が少ないのでは?とも思うが。

参考;
1.RIM、クラウド版「BlackBerry Enterprise Server」を計画|クラウド・コンピューティング|トピックス|Computerworld
2.BlackBerry、次期 OS で Android アプリに対応? — Engadget Japanese
RIM、「BlackBerry Playbook」にAndroidアプリ互換技術の搭載を計画 – 情報筋 – WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)
3.RIM、7インチの「BlackBerry PlayBook」タブレットを発表|モバイル・デバイス|トピックス|Computerworld
4.BlackBerry Enterprise Service – Wikipedia
5.BlackBerry Bold 9700の料金を再考する – Column | My BlackBerry
6.報道発表資料 : 「BlackBerry」のサービス料金の値下げ、iモードのメールアドレスへの対応および「ブラックベリーWebフィルタ」の提供開始について | お知らせ | NTTドコモ
7.Impress Japan: できるPRO BlackBerry サーバー構築 BlackBerry Enterprise Server 4.1.4J版
8.BISとBESの違い – Column | My BlackBerry
9.のぶをブログ: BlackBerry の通信の仕組み
10.〈リンクステーション〉 PC連動電源機能搭載 ネットワーク対応HDD(NAS) | LS-HGLシリーズ

メモ;第11回 アロマ・サイエンス・フォーラム2010 (2010.10.1)

「第11回 アロマ・サイエンス・フォーラム2010(2010.10.1)、メイン・テーマ アロマルネッサンス:匂い・香りのデジタル化による嗅覚情報通信技術の最先端のいま」1、このフォーラムに関して、見落としていたので、情報収集してこようと、九段下の「香りの図書館」2に行ってみた。このフォーラムにおけるテキストは購入可能なのだが、内容を閲覧してみた。

実は現在、フレグランスジャーナル社の「アロマリサーチ」3で「第11回 アロマ・サイエンス・フォーラム2010(2010.10.1)」での公演内容の紹介が記事化されている(No.46以降)。内容に関しては雑誌の方で確認することにした。また登壇者に関して学術論文など、どのような著作があるのか別途調べてみなくてはいけない。

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登壇者
(独)産業技術総合研究所関西センター尼崎事業所 佐藤孝明
東京大学大学院情報理工学系研究科 谷川智洋
九州大学大学院システム情報科学研究院 都甲 潔
東京大学大学院情報理工学系研究科知能機械情報学専攻 廣瀬通孝
東京工業大学大学院理工学研究科電子物理工学専攻 中本高道
沢工業大学工学部ロボティクス学科(高度材料科学研究開発センター兼任) 南戸秀仁
東海大学情報通信学部情報メディア学科 伴野 明
(独)情報通信研究機構(NICT)ユニバーサルメディア研究センター超臨場感システムグループ 安藤広志

また近々、「NICT新ビジョン発表会 -第3期中期計画/災害とICT-」開催のお知らせ(開催日:11月9日?)4というのがあるようなので、潜入できたらしてみる(2010年度のCEATECには嗅覚関連も展示があったらしいが2011年度のCEATEC5は展示が絞られた)。あと、開催中だが、日本科学未来館で行われているデジタルコンテンツEXPO6も気になる。

(なんだか、する事もたくさんだ)

参考;
1.フレグランスジャーナル社|セミナー・イベント|アロマ・サイエンス・フォーラム過去の開催内容
2.フレグランスジャーナル社|香りの図書館
3.|雑誌|アロマリサーチ|フレグランスジャーナル社
4.イベント&トピックス | 「NICT新ビジョン発表会 -第3期中期計画/災害とICT-」開催のお知らせ(開催日:11月9日) | NICT-独立行政法人 情報通信研究機構
5.超臨場感コミュニケーション産学官フォーラム(URCF)
6.デジタルコンテンツEXPO

香りの知財戦略、意匠戦略

日経BPのサイト1で香水に関する知財戦略として、
• 香りそのものに対する知財戦略
• 香水のボトルに対する知財戦略
の2点から論じられていた。自分たちの苦労して作った意匠のコピーを防ぐ、研究成果を守るためにはどうしたら良いのだろうか?

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香りは実態が感じにくく、香料や香りの芸術・香粧品における香りの重要性についてなかなか理解が進まなかったために科学や技術、工学、ひいては法律などの世界で重要視されずに居た。特に法律で守られていないことは香料業界にとって痛手である。

と言うのは香料、特に香水の世界において顕著なのだが、既存商品の模倣というのはそれだけで職人技術の要求される高度な専門職であった。なぜなら香料原料を匂いで判別し、混ぜ合わせて創った香りの出来・不出来を判別できるようになるためには、長期のトレーニングが必要だからである。仮に有名香水の偽物が出現しても、素人が作ったものであれば一発で見破れた。それに長期トレーニングを必要とすること、香料業界自体がとても狭く、その世界に誰が居るのか皆知っている世界だったので、キチンと調香能力を身につけた調香師は他の調香師が創作した物を模倣することはマナー違反とされていた。

いままで、「香り」で商売をしているのは食品向け香料と香粧品向け香料である。これらは原料を香料会社が調合し、調合したものを食品会社や化粧品会社が製品に混ぜ込んでいた。香料は信頼たる企業にしか触られなかったのである。このシステムのおかげでクリエーターは守られ、模倣者はある程度排除できていた。だが、1970年代~1980年代と時代を経るに従って分析技術が向上した。それによって匂いが分からなくても、ある程度の複製が可能となってきた。匂いを嗅ぎなれて、鼻での嗅ぎ分けが可能になった人ならその完成度の低さが分かってしまうのだが、匂いを嗅ぎなれておらず、普段香りに意識的に接していない人にはその差が分からない程度に、コピーを作ることが可能になってしまったのである。

香りは芸術であり、技術でもある。だが、その成果が法律や特許からの保護をあまり受けられていない状態は、クリエーターにとっては不利、模倣者には有利な状況を作り出している。それでも分析技術は向上し続けていく、この状況をどう改善してゆくのか?

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さらに自分がいま調査中の「香りのディスプレイ」ではより問題が深刻だ、と捉える人が多いと思う。「香料をそのまま人の触れられるところに持ち出すかもしれない」という意味だし、分析すればおおよその組成は分かってしまう。いくら香料によるエンターテイメント効果や空間演出効果が高くても、そこに踏み込んでいくことは自殺行為と捉える人が多いと思うのではないか。そうして考えると、2010年の「アロマルネッサンス:匂い・香りのデジタル化による嗅覚情報通信技術の最先端のいま 」2などに出てくるワードはなかなか怖いものがある。

参考;
1.日経BP知財Awareness - 永澤亜季子のパリ発・フランス知財戦略 第3回:企業における社員の著作権と、著作権譲渡契約の重要性
2.フレグランスジャーナル社|セミナー・イベント|アロマ・サイエンス・フォーラム過去の開催内容

関連投稿;
aromaphilia: 香りディスプレイ・プロジェクト
aromaphilia: 要素臭とは
aromaphilia: ガスクロ(GC)に関する基礎知識的なメモ

メモ;色々な香り研究の先駆者 (斉藤 幸子)

今後調べていこうと思っている名前を列挙しておく。

斉藤 幸子;経済産業省産業技術総合研究所 生命工学工業技術研究所人間情報部 (2001年 CiNii収録論文より)「特集にあたって : においの心理的体験が人に与える影響 (2001)」など。

…とは書いてみたものの、どんな研究をしていて、現在の所属がどこで、という情報がなんだか分かりにくい研究者の方。本当はもう少し詳細について調べたいのですが、結構大変そう。とりあえずメモを切り貼りして作ったのでコピペしてみます。その上、同姓同名の研究者の方もいらっしゃって、仕分けが必要でした。タイトルのみで判断してみたのですが、別の研究者の方を誤ってリストに入れてしまったり、取りこぼしたりしているかもしれません。(自分用ですので、お時間のある方のみご覧下さい)

メモのメモ;
斉藤幸子氏論文一覧 – 論文relation
斉藤幸子氏論文一覧 – 論文relation
齊藤幸子氏論文一覧 – 論文relation
斉藤幸子氏論文一覧 – 論文relation
斉藤幸子氏論文一覧 – 論文relation
CiNii 検索 – 斉藤 幸子

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1
特集にあたって : においの心理的体験が人に与える影響
斉藤 幸子
臭気の研究 = Odor Control Association journal 32(2), 65, 2001-03-20

1
S-2-5 Perceptual and cognitive process by brain image and psychophysical approaches : 脳イメージと心理物理手法による味嗅覚の知覚認知(<特集>ISOT/JASTS 2004)
斉藤 幸子
日本味と匂学会誌 11(3), 302-304, 2004-12

2
QRDA手法の応用性の評価 : 悪臭の実験データへの適用
齋藤 堯幸 , 斉藤 幸子
尺度混在データに関する冗長性分析の手法(QRDA)が提案され, 人工データを用いてその有効性は評価されているが, 実際の現象解析に応用された例はない.QRDA手法の特徴は, ある変数セットが他の変数セットに従属する関係を分析し, かつ各変数セットが連続変量とカテゴリカル変量から成り立つことが特徴である.この研究では, その特徴を考慮し, 臭気公害に関する実験データにQRDA手法を適用し, 心理変数 …
計算機統計学 13(2), 105-114, 2001-05-30

1
スティック型嗅覚同定能力検査法(OSIT)による嗅覚同定能力:年代と性別要因
綾部 早穂 , 斉藤 幸子 , 内藤 直美 [他]
Aroma research 6(4), 368-371, 2005
被引用文献1件

2
環境臭気におけるにおいの質の評価のための記述語の選定 : 記述語による日本の日常生活臭の類型から
斉藤 幸子 , 綾部 早穂
臭気の研究 = Odor Control Association journal 33(1), 1-12, 2002-01-20
参考文献12件 被引用文献9件

3
ニオイの知覚に及ぼす経験の影響
綾部 早穂 , 斉藤 幸子 , 菊地 正
Many studies suggest that perceptual learning plays an important role in olfaction. A cross-cultural study has demonstrated that everyday experience influences on judgment of pleasantness, familiarity …
筑波大学心理学研究 24, 1-5, 2002
機関リポジトリ 被引用文献6件

4
花の香りの評価における官能評価尺度の有効性
森中 洋一 , 半田 高 , 竹内 晴彦 , 綾部 早穂 , 斉藤 幸子
花の香りについて, 評定者に特別な訓練を受けていない一般人を想定し, 専門用語を用いない官能評価法を設定することを目的として, 先行研究(竹内ら, 1995)では17種類の生花の香りを評価対象とした官能評価を行った.この結果から, 花の香りの官能評価尺度として16組の7段階両極尺度を設定した.本研究では, この16組の7段階両極尺度を先行研究で使用した17種類のうち14種類を含む30種類の生花の香 …
園芸学会雑誌 70(5), 636-649, 2001-09-15
CiNii PDF – オープンアクセス 参考文献24件 被引用文献1件

5
花の香りの官能評価尺度の有効性の検討(1997年度日本味と匂学会第31回大会)
森中 洋一 , 半田 高 , 竹内 晴彦 , 綾部 早穂 , 斉藤 幸子
日本味と匂学会誌 4(3), 613-616, 1997-12

6
香りがアーチェリー選手の心理状態及びスポーツパフォーマンスに与える影響
三澤 紗織 , 吉川 政夫 , 斉藤 幸子 , 綾部 早穂
日本体育学会大会号 (48), 196, 1997-08-29

7
ニオイの再認記憶に及ぼすラベルの影響
綾部 早穂 , 菊地 正 , 斉藤 幸子
The effect of verbal label on recognition memory was investigated for 20 everyday-life odors. Four experiments were performed for this purpose. The label group learned the odors with accompanying verb …
日本味と匂学会誌 3(2), 27-35, 1996-08

8
花の香りの評価と利用に関する研究 : (第3報)官能評価による花の香りのイメージ構造の解析
半田 高 , 森中 洋一 , 竹内 晴彦 , 綾部 早穗 , 斉藤 幸子
園芸学会雑誌. 別冊, 園芸学会大会研究発表 65(1), 38-39, 1996-03-29

9
熟知しているニオイの再認記憶に及ぼす言語的符号化の影響
綾部 早穂 , 菊地 正 , 斉藤 幸子
日本味と匂学会誌 2(3), 263-264, 1995-12

10
花の香りの評価と利用に関する研究 : (第1報)官能評価用語の選定と多次元尺度法の適用
半田 高 , 青木 恵子 , 竹内 晴彦 , 綾部 早穂 , 斉藤 幸子
園芸学会雑誌. 別冊, 園芸学会大会研究発表 64(1), 440-441, 1995-03-29

11
花の香りの評価と利用に関する研究 : (第2報)官能評価の再現性と提示条件の検討
森中 洋一 , 半田 高 , 竹内 晴彦 , 綾部 早穂 , 斉藤 幸子
園芸学会雑誌. 別冊, 園芸学会大会研究発表 64(1), 48-49, 1995-03-29

12
中学生の性格特性を把握するためのニオイの選定 : ニオイによって喚起される感情特性を指標として
綾部 早穂 , 佐藤 親次 , 谷川原 千恵美 , 渡辺 有香里 , 松崎 一葉 , 斉藤 幸子
人間工学 31(1), 71-73, 1995-02-15

13
ニオイの再認記憶と快不快評価に及ぼす言語ラベルの影響
綾部 早穂 , 菊地 正 , 斉藤 幸子
日本味と匂学会誌 1(3), 456-459, 1994-12

1
同一のにおい刺激に対する情報付与内容の操作が心臓血管反応に及ぼす影響
秋山 優 , 戸田 英樹 , 小早川 達 , 斉藤 幸子 , 長野 祐一郎 , 小林 剛史
におい・かおり環境学会誌 = Journal of Japan Association on Odor Environment 40(3), 177-185, 2009-05-25

2
持続臭気の時間依存強度と知覚特性の関係
斉藤 幸子 , 綾部 早穂 , 小早川 達
におい・かおり環境学会誌 = Journal of Japan Association on Odor Environment 39(6), 399-407, 2008-11-25
医中誌 参考文献14件 被引用文献2件

3
P-097 カレー1臭による嗅覚スクリーニングの可能性(ポスターセッション,2007年度日本味と匂学会第41回大会)
志賀 英明 , 三輪 高喜 , 戸田 英樹 , 小早川 達 , 斉藤 幸子 , 古川 仭
日本味と匂学会誌 14(3), 517-518, 2007-12

4
におい刺激に対する感覚強度に及ぼす認知的要因の影響 : 短時間・断続的に提示されるにおい刺激に対して
小林 剛史 , 小早川 達 , 秋山 幸代 , 戸田 英樹 , 斉藤 幸子
におい・かおり環境学会誌 = Journal of Japan Association on Odor Environment 38(6), 444-452, 2007-11-25

5
人間ドックにおけるスティック型嗅覚検査法(OSIT)による嗅覚障害スクリーニングの検討
志賀 英明 , 三輪 高喜 , 塚谷 才明 , 木下 弥生 , 斉藤 幸子 , 小早川 達 , 出口 雄一 , 古川 仭
日本耳鼻咽喉科學會會報 110(8), 586-591, 2007-08-20

6
認知的要因が特定悪臭物質の快不快に及ぼす影響 : 臭気順応計測システムによる計測
戸田 英樹 , 斉藤 幸子 , 杉山 東子 , 後藤 なおみ , 小早川 達
におい・かおり環境学会誌 = Journal of Japan Association on Odor Environment 38(1), 18-23, 2007-01-25

7
P-060. 左利き被験者の area Gの位置-利き手と area Gの位置の関係(ポスターセッション, 2006年度日本味と匂学会第40回大会)
脇田 真仁 , 小川 尚 , 長谷川 佳代子 , 小早川 達 , 坂井 信之 , 肥合 康弘 , 山下 康行 , 斉藤 幸子
日本味と匂学会誌 13(3), 461-462, 2006-12

8
スティック型嗅覚検査法による嗅覚障害評価の検討
篠 美紀 , 古田 厚子 , 内田 淳 , 横森 恵夏 , 鈴木 恵美子 , 大氣 誠道 , 斉藤 幸子 , 出口 雄一 , 洲崎 春海
日本鼻科学会会誌 45(2), 148-153, 2006-07-31

9
においに対する教示はにおいの脳内情報処理に影響を与える
坂井 信之 , 小早川 達 , 戸田 英樹 , 山内 康司 , 斉藤 幸子
におい・かおり環境学会誌 = Journal of Japan Association on Odor Environment 37(1), 9-14, 2006-01-25
医中誌 参考文献12件 被引用文献4件

10
P2-21 fMRIによるヒト大脳皮質第一次味覚野の同定(2005年度日本味と匂学会第39回大会)
脇田 真仁 , 小川 尚 , 長谷川 佳代子 , 小早川 達 , 坂井 信之 , 平井 俊紀 , 山下 康行 , 斉藤 幸子
日本味と匂学会誌 12(3), 475-476, 2005-12
CiNii PDF – 有料 医中誌 参考文献5件

11
断続提示されるにおい刺激に対する感覚強度変化 : 認知的要因と学習効果
小林 剛史 , 小早川 達 , 秋山 幸代 , 戸田 英樹 , 斉藤 幸子
におい・かおり環境学会誌 = Journal of Japan Association on Odor Environment 36(1), 23-30, 2005-01-25
参考文献9件 被引用文献3件

12
嗅覚障害患者を対象としたスティック型嗅覚検査法の臨床的有用性に関する研究
三輪 高喜 , 古川 仭 , 塚谷 才明 , 池野 幸子 , 矢田 剛 , 堀川 勲 , 出口 雄一 , 斉藤 幸子
日本耳鼻咽喉科學會會報 107(10), 956-965, 2004-10-20
Journal@rchive 医中誌 参考文献20件 被引用文献10件

13
スティック型嗅覚検査法 : 4件法と分類段階法の年齢と検知能力評価に関する検討
小林 正佳 , 今西 義宜 , 石川 雅子 , 大石 真綾 , 中村 哲 , 坂井田 寛 , 間島 雄一 , 前田 太郎 , 古田 茂 , 角田 貴継 , 松浦 徹 , 西田 幸平 , 高島 靖弘 , 斉藤 幸子
日本鼻科学会会誌 43(2), 167-174, 2004-08-01
医中誌 参考文献14件 被引用文献3件

14
特集にあたって
斉藤 幸子
におい・かおり環境学会誌 = Journal of Japan Association on Odor Environment 35(4), 169, 2004-07-25

15
スティック型嗅覚同定能力測定法における信頼性の検討 : 試料の提示間隔の影響および試料の経時的安定性
野澤 孝司 , 斉藤 幸子 , 小早川 達 , 高島 靖弘
We investigated the methodological and instrumental reliability of the Odor Stick Identification Test, developed by Saito et al. (1998, 2003). In Experiment 1, to reduce the ISI (inter-stimulus-interv …
日本味と匂学会誌 10(2), 267-272, 2003-08
CiNii PDF – 定額アクセス可能 参考文献17件

16
味と匂研究における分野融合 : 心理学からの貢献
斉藤 幸子
日本味と匂学会誌 10(1), 1-2, 2003-04
CiNii PDF – 定額アクセス可能

17
嗅覚情報処理に関わる脳部位 : 脳電位と脳磁場の同時計測から
綾部 早穂 , 小早川 達 , 後藤 なおみ , 斉藤 幸子
におい・かおり環境学会誌 = Journal of Japan Association on Odor Environment 34(1), 7-10, 2003-01-25

18
日本人のための嗅覚同定能力測定法の開発 : スティック型・カード型におい提示試料の妥当性の検討
斉藤 幸子 , 綾部 早穂 , 内藤 直美 , 後藤 なおみ , 小早川 達 , 三瀬 美也子 , 高島 靖弘
におい・かおり環境学会誌 = Journal of Japan Association on Odor Environment 34(1), 1-6, 2003-01-25
参考文献10件 被引用文献3件

19
ニオイと視覚刺激との一致/不一致がニオイの快不快評定に及ぼす効果 (2003年度日本味と匂学会第37回大会(9月24-26日、岡山))
今田 純雄 , 坂井 信之 , 斉藤 幸子 [他]
日本味と匂学会誌 10(3), 811-814, 2003-12

20
ニオイと視覚刺激との一致/不一致がニオイの強度評定に及ぼす効果 (2003年度日本味と匂学会第37回大会(9月24-26日、岡山))
坂井 信之 , 今田 純雄 , 斉藤 幸子 [他]
日本味と匂学会誌 10(3), 483-486, 2003-12

被引用文献6件

21
2歳児のニオイの選好 : バラの香りとスカトールのニオイのどちらが好き?
綾部 早穂 , 小早川 達 , 斉藤 幸子
To investigate the development of olfactory preferences, a forced-choice procedure embedded in a simple task was used to 2-year-olds (n=29) hedonic responses to two odors with those of 9 to 12-years-o …
感情心理学研究 10(1), 25-33, 2003
Journal@rchive 被引用文献1件

22
P1-28 分類段階法によるスティック形嗅覚検査に関する検討 : 嗅覚障害者について
鈴木 惠美子 , 篠 美紀 , 鎌数 清朗 , 渋谷 恵夏 , 朝比奈 紀彦 , 洲崎 春海 , 斉藤 幸子 , 高島 靖弘
日本味と匂学会誌 9(3), 443-446, 2002-12
CiNii PDF – 有料 参考文献5件 被引用文献3件

23
P1-23 ニオイによる味覚増強効果はニオイに対する味覚イメージの影響を受ける
坂井 信之 , 石原 裕子 , 斉藤 幸子
日本味と匂学会誌 9(3), 423-426, 2002-12
CiNii PDF – 有料 参考文献2件 被引用文献1件

24
P1-13 嗅覚障害患者におけるスティック型匂い検査の有用性
橋本 喜輝 , 深澤 啓二郎 , 藤井 恵美 , 高安 定 , 武藤 俊彦 , 斉藤 幸子 , 高島 靖弘 , 阪上 雅史
日本味と匂学会誌 9(3), 401-404, 2002-12
CiNii PDF – 有料 参考文献3件 被引用文献4件

25
P1-12 嗅覚障害患者に対するスティック型におい提示試料(4件法)を用いた嗅覚検査法の有用性
小林 正佳 , 西田 幸平 , 中村 哲 , 大石 真綾 , 間島 雄一 , 前田 太郎 , 古田 茂 , 斉藤 幸子 , 高島 靖弘
日本味と匂学会誌 9(3), 397-400, 2002-12
CiNii PDF – 有料 参考文献3件 被引用文献2件

26
P1-10 うま味の感覚、知覚、反応時間、脳活動に関する国際比較的研究 : イノシン酸ナトリウムによる第一次味覚野の賦活
斉藤 幸子 , Hubener Fabienne , 小早川 達 , Laska Matthias , 後藤 なおみ
日本味と匂学会誌 9(3), 389-392, 2002-12
CiNii PDF – 有料 参考文献6件

27
食物の認知感情評価に関する行動・神経科学的研究
坂井 信之 , 小早川 達 , 斉藤 幸子 , 今田 純雄
In this study, two experiments were executed to reveal the brain mechanisms underlying the perception and evaluation for odor and taste of the foods. According to the psychophysical studies about perc …
広島修大論集. 人文編 42(1), 97-114, 2001-09-28
CiNii PDF – オープンアクセス

28
スティック型ニオイ同定能力検査法による嗅覚の年代別比較 : ニオイの同定能力、感覚的強度、快不快度について
斉藤 幸子 , 増田 有香 , 小早川 達 , 後藤 なおみ , 綾部 早穂 , 内藤 直美 , 三瀬 美也子 , 吉田 幸子 , 高島 靖弘
日本味と匂学会誌 8(3), 383-386, 2001
CiNii PDF – 有料 参考文献8件 被引用文献1件

29
スティック型におい提示試料の13臭に関する検討 : 嗅覚障害者について
篠 美紀 , 鈴木 恵美子 , 渋谷 恵夏 , 朝比奈 紀彦 , 洲崎 春海 , 斉藤 幸子 , 高島 靖弘
日本味と匂学会誌 8(3), 375-378, 2001
CiNii PDF – 有料 参考文献4件 被引用文献7件

30
嗅覚障害者に対する日本版スティック型検査法とT&Tオルファクトメータとの比較検討
三輪 高喜 , 堀川 勲 , 石丸 正 , 畑中 幸子 , 古川 仭 , 斉藤 幸子 , 高島 靖弘
日本味と匂学会誌 8(3), 355-358, 2001
CiNii PDF – 有料 参考文献2件 被引用文献6件

31
ニオイによって喚起される快不快に関わるヒト脳機構に関する認知神経科学的研究
坂井 信之 , 高橋 晃 , 小早川 達 , 山内 康司 , 今田 純雄 , 斉藤 幸子
日本味と匂学会誌 8(3), 351-354, 2001
CiNii PDF – 有料 参考文献7件 被引用文献1件

32
T&Tオルファクトメータによる閾値と日本版スティック型検査法による同定能力の関係 : 20才から81才の108人の日本人を対象として
斉藤 幸子 , 増田 有香 , 小早川 達 , 後藤 なおみ , 溝口 千恵 , 高島 靖弘
The relation between the Japanese Standardized Olfactory Test (T & T Olfactometer) and the Odor Stick Identification Test for Japanese was investigated in 108 participants ranging in age from 20 to 81 …
日本味と匂学会誌 8(2), 143-149, 2001
CiNii PDF – 定額アクセス可能 参考文献22件 被引用文献16件

33
MEGとfMRIによるヒトにおける味覚関連皮質(2)
小早川 達 , 綾部 早穂 , 山内 康司 , 斉藤 幸子 , 小川 尚
日本味と匂学会誌 7(3), 601-604, 2000-12
CiNii PDF – 有料 参考文献7件

34
fMRIによるヒトにおけるニオイの快不快に関する研究
坂井 信之 , 高橋 晃 , 小早川 達 , 山内 康司 , 今田 純雄 , 斉藤 幸子
日本味と匂学会誌 7(3), 431-434, 2000-12
CiNii PDF – 有料 参考文献4件

35
嗅覚情報処理に関わる脳部位
綾部 早穂 , 小早川 達 , 後藤 なおみ , 斉藤 幸子
日本味と匂学会誌 7(3), 427-430, 2000-12
CiNii PDF – 有料 参考文献9件

36
脂質膜センサーを用いたビール、発泡酒の苦味評価(1999年度日本味と匂学会第33回大会)
金田 弘挙 , 篠塚 健 , 小早川 達 , 斉藤 幸子 , 岡畑 恵雄
日本味と匂学会誌 6(3), 713-716, 1999-12
CiNii PDF – 有料 参考文献6件

37
MEGとfMRIによるヒトにおける味覚関連皮質(1999年度日本味と匂学会第33回大会)
小早川 達 , 山内 康司 , 高橋 晃 , 金田 弘挙 , 綾部 早穂 , 小川 尚 , 斉藤 幸子
日本味と匂学会誌 6(3), 609-612, 1999-12
CiNii PDF – 有料 参考文献5件 被引用文献2件

38
無侵襲計測によるヒトの味覚中枢 (特集 味と匂いの神経機構)
小早川 達 , 綾部 早穂 , 斉藤 幸子
神経研究の進歩 43(5), 711-719, 1999-10
医中誌

39
味覚刺激による大脳誘発応答を計測するための刺激提示装置の開発
小早川 達 , 綾部 早穂 , 小川 尚 , 吉村 眞一 , 斉藤 幸子
医用電子と生体工学 : 日本ME学会雑誌 = Japanese journal of medical electronics and biological engineering : JJME 36(4), 351-358, 1998-12-10
医中誌 参考文献5件 被引用文献2件

40
味、匂いの弁別、同定における高齢者と若者の比較(2) : 閾値との比較(1998年度日本味と匂学会第32回大会)
金田 弘挙 , 後藤 なおみ , 小早川 達 , 綾部 早穂 , 斉藤 幸子
日本味と匂学会誌 5(3), 379-382, 1998-12
CiNii PDF – 有料 参考文献4件 被引用文献1件

41
脳磁場及び脳電位計測による嗅覚情報処理関連部位の推定(1998年度日本味と匂学会第32回大会)
綾部 早穂 , 後藤 なおみ , 小早川 達 , 遠藤 博史 , 金田 弘挙 , 斉藤 幸子
日本味と匂学会誌 5(3), 369-370, 1998-12

42
日本人のための嗅覚変化計測法 : スティック型試料の検討(1998年度日本味と匂学会第32回大会)
斉藤 幸子 , 土谷 直美 , 三瀬 美也子 , 吉田 幸子 , 小早川 達 , 綾部 早穂 , 山口 佳子 , 高島 靖弘
日本味と匂学会誌 5(3), 323-326, 1998-12
CiNii PDF – 有料 参考文献3件 被引用文献16件

43
日本人が日常体験するニオイ、知っているニオイ : 世代比較(1998年度日本味と匂学会第32回大会)
土谷 直美 , 三瀬 美也子 , 高島 靖弘 , 斉藤 幸子
日本味と匂学会誌 5(3), 319-322, 1998-12
CiNii PDF – 有料 参考文献3件 被引用文献7件

44
日本人とドイツ人のニオイ認知における相異(1997年度日本味と匂学会第31回大会)
綾部 早穂 , Ina Schicker , Matthias Laska , Robyn Hudson , Hans Distel , 小早川 達 , 斉藤 幸子
日本味と匂学会誌 4(3), 605-608, 1997-12
CiNii PDF – 有料 参考文献12件

45
ヒトは味を脳のどこで感じるか : 一次野以降の活動(1997年度日本味と匂学会第31回大会)
小早川 達 , 斉藤 幸子 , 金田 弘挙 , 遠藤 博史 , 綾部 早穂 , 小川 尚
日本味と匂学会誌 4(3), 543-544, 1997-12
CiNii PDF – 有料 参考文献5件

46
味覚誘発磁場と反応時間から得られる味覚受容における時間的過程(1997年度日本味と匂学会第31回大会)
斉藤 幸子 , 遠藤 博史 , 小早川 達 , 金田 弘挙 , 綾部 早穂 , 武田 常弘 , 小川 尚
日本味と匂学会誌 4(3), 539-542, 1997-12
CiNii PDF – 有料 参考文献4件

47
味、匂いの弁別、同定における高齢者と若者の比較(1997年度日本味と匂学会第31回大会)
金田 弘挙 , 前島 こず恵 , 小早川 達 , 綾部 早穂 , 斉藤 幸子
日本味と匂学会誌 4(3), 507-510, 1997-12
CiNii PDF – 有料 参考文献11件 被引用文献2件

48
色または方向のポップアウト課題における誘発磁場
山口 佳子 , 遠藤 博史 , 小早川 達 , 菊池 吉晃 , 熊谷 徹 , 斉藤 幸子 , 武田 常広 , 熊田 孝恒
生体・生理工学シンポジウム論文集 12, 261-264, 1997-09-04
参考文献8件 被引用文献1件

49
都市ガスのニオイの評価に関する研究(第30回味と匂のシンポジウム)
村上 恵子 , 斉藤 幸子
日本味と匂学会誌 3(3), 692-695, 1996-12
CiNii PDF – 有料 参考文献1件 被引用文献3件

50
64チャンネル全頭型 SQUID システムによる嗅覚誘発磁場の計測(第30回味と匂のシンポジウム)
綾部 早穗 , 遠藤 博史 , 小早川 達 , 武田 常広 , 森 俊之 , 金田 弘拳 , 斉藤 幸子
日本味と匂学会誌 3(3), 676-679, 1996-12
CiNii PDF – 有料 参考文献5件 被引用文献6件

51
ニオイの快不快の形成 : 幼児におけるニオイの快不快と弁別(第30回味と匂のシンポジウム)
斉藤 幸子 , 綾部 早穂 , 小早川 達 , 藤本 雅子
日本味と匂学会誌 3(3), 656-658, 1996-12
CiNii PDF – 有料 参考文献1件 被引用文献4件

52
誘発磁場計測によるヒト大脳皮質味覚野のlaterality(第30回味と匂のシンポジウム)
小早川 達 , 遠藤 博史 , 金田 弘拳 , 綾部 早穂 , 斎藤 幸子 , 武田 常広 , 小川 尚
日本味と匂学会誌 3(3), 500-501, 1996-12
CiNii PDF – 有料 参考文献2件 被引用文献1件

53
人間における嗅覚・味覚の研究法(第30回味と匂のシンポジウム)
斉藤 幸子
日本味と匂学会誌 3(3), 268-271, 1996-12
CiNii PDF – 有料 参考文献20件

54
匂いの嗜好の心理学 (特集・味と匂いの人間科学)
斉藤 幸子
遺伝 50(5), 30-33, 1996-05
被引用文献1件

55
子供の嗅覚の特徴
斉藤 幸子 , 綾部 早穂 , 小早川 達
日本味と匂学会誌 2(3), 529-530, 1995-12
CiNii PDF – 有料 参考文献2件 被引用文献2件

56
ニオイの快不快度の形成 : 幼児におけるニオイの体験の影響
藤原 陸大 , 斉藤 幸子 , 綾部 早穂 , 小早川 達 , 藤本 雅子 , 熊田 奈津
日本味と匂学会誌 2(3), 527-528, 1995-12
CiNii PDF – 有料 参考文献2件 被引用文献4件

57
誘発磁場計測によるヒト大脳皮質味覚野の推定
小早川 達 , 斉藤 幸子 , 綾部 早穂 , 遠藤 博史 , 小川 尚 , 山口 佳子 , 熊谷 徹 , 武田 常広
日本味と匂学会誌 2(3), 293-296, 1995-12
CiNii PDF – 有料 参考文献5件 被引用文献2件

58
日本人のニオイの分類を考慮したマイクロカプセルニオイ刺激票
斉藤 幸子 , 綾部 早穂 , 高島 靖弘
日本味と匂学会誌 1(3), 460-463, 1994-12
CiNii PDF – 有料 参考文献4件 被引用文献16件

59
吉田正昭先生を偲んで
斉藤 幸子
日本味と匂学会誌 1(1), 51, 1994-06
CiNii PDF – 定額アクセス可能

60
AChemS’94に参加して
斉藤 幸子
日本味と匂学会誌 1(1), 45, 1994-06

1
持続提示する臭気に対する感覚的強度の多様な時間依存性
斉藤 幸子 , 飯尾 心 , 小早川 達 , 後藤 なおみ
におい・かおり環境学会誌 = Journal of Japan Association on Odor Environment 35(1), 17-21, 2004-01-25
医中誌 参考文献12件 被引用文献14件

1
五感と脳を心理と生理から追求(精密工学の最前線)
斉藤 幸子 , 内山 隆
精密工学会誌 64(10), 1415-1418, 1998-10-05

2
生命工学工業技術研究所人間情報部「味・嗅覚研究グループ」
斉藤 幸子
日本味と匂学会誌 4(2), 214-215, 1997-08

3
国際セミナー”感覚サイエンスと産業ニーズの出会いに”参加して
斉藤 幸子
日本味と匂学会誌 4(1), 63-64, 1997-04

4
「香りの感性心理学」, S.ヴァン・トラー, G.H.ドッド編, 印藤元一訳, フレグランスジャーナル社
斉藤 幸子
日本味と匂学会誌 2(2), 128, 1995-08

5
快適性の評価 – ニオイを事例として –
斉藤 幸子
化学と工業 = Chemistry and chemical industry 47(6), 753-755, 1994-06-01
参考文献9件

1
複合臭気の強度の推定方法の検討
斉藤 幸子 , 平畑 奈美
心理学研究 62(2), p75-81, 1991-06
被引用文献1件

2
ニオイと官能
斉藤 幸子
日本醸造協会誌 84(5), p280-286, 1989-05

3
ニオイと官能検査
斉藤 幸子
香料 (158), p63-70, 1988-06

4
旋削加工面の視覚的粗さ感の評定因子
斉藤 幸子 [他]
人間工学 16(3), p141-149, 1980-06

5
計数検査における検査時間と眼球運動
斉藤 幸子 [他]
人間工学 15(6), p299-305, 1979-12

1
嗅覚の受容から認知形成に至る個体の統合に関する研究
斉藤 幸子
生命工学工業技術研究所研究報告 2(3), p67-72, 1994-05

1
嗅覚の心理物理学とその研究法:伝統的心理物理学から新しい心理物理学へ (特集:味嗅覚と行動に関する研究会)
斉藤 幸子
食品・食品添加物研究誌 210(9), 811-817, 2005
被引用文献1件

1
心理的味覚空間の検討 (官能検査<特集>)
斎藤 幸子 , Faurion Annick , Mac Leod Patric
心理学評論 25(1), p105-142, 1982
医中誌 被引用文献1件

青木カレンさんのジャズを聞いてみる

最近、生の音を聞いてないなぁ、と思っていた。以前よりブックマークしてあったお気に入りの中のジャズスポット情報を見ていたら、青木カレンが代々木のライブハウスに出演するということだったので、聴きに行くことにした。青木カレンの「by my side」は普段の通勤曲ということもあって、以前より生演奏を聞いてみたいアーティストだったのだ。

代々木のライブハウスは青木カレンがジャズを歌い始めた頃から出演しているライブハウスということだそうで、古くからのファンも多く来ているようだ。ちなみにnaruは一般的なジャズのライブハウスの広さだと思う。人が入って、機材が入って、ミュージシャンが入るとぎっしりとなってしまう。お客さんは、特に彼女がここに昔から出演しに来ていたという事もあるし、ジャズの生演奏を好む人は定期的に通っているようでアットホームな感じ。今日は予約なしに行った割には運良く座って聴けたが、本当は予約してから行くのが良い。

青木カレンはなかなか美人だったし、声もCDどおりとても良かった。演奏の構成はパーカッション+エレクトリックベース+ピアノ+ボーカルのカルテット。曲目は彼女のオリジナルが70%、スタンダートが30%位だったと思う。

ジャズは聴くとついつい集中してしまう。音がかちっと合っているのを聴けると、自分などは本当にのめり込んで聴いてしまう。ピアノの人が早弾きだったなぁ。また聴きに行きたい(ほっといても定期的に生音聴きたくなるのですが)。

ジャズライブハウス 代々木ナル オフィシャルサイト
KAREN AOKI official web site | DISCOGRAPHY
(NARU schedule/10_2011) (10/14「出演アーティスト」のところから各ミュージシャンに飛べますね)

(だそく10/17)
青木カレンさん本人のブログにも当日の記事出ました。写真を見ていたら、「あ、この人あの辺に座っていたかなぁ」とか分かったり、みんなシュビドゥビー振られましたね(面白かったです)。アットホーム(?)、サークルのような良い温度感でした。

色々な香り研究の先駆者

以前、中本先生や藤森先生の本を紹介したときに書いたように、香りの研究は様々な分野に跨っていて、異なる分野から、様々な香り研究者の“先輩”がいる。今まで、目に付いたものから読み込んでいっていたので、どの分野にどんな人がいるのか、一覧にした事がなかった。最近、正式な学術としてなされた研究に関してインターネットを使って簡易的に調べなおしている(簡易的に、でも結構大変)。

情報としては少なくとも国内発表・日本人研究者に制限して以下のものを纏めたいと思っている。
• 既存(もしくは過去に存在した)研究機関紙、学会誌などの研究土壌
• 研究者の名前
• 研究者の専門分野、経歴
• 研究者の主要論文、レビュー、著作物
• 研究者の執筆論文一覧
研究者の名前と肩書きだけでは、研究内容について理解することは難しい。主要論文もしくは研究レビュー、一般向け著書などから調べてゆくしかない。

海外にまで視点を広げると、収集付かなくなってしまうので、当面は調べない方針である。なお海外において、1986年に大規模な心理学を中心とした国際会議が開かれており、その内容は和訳され「香りの感性心理学」1「香りの生理心理学」2に纏められている。個人的な感想を言うと、この本は、その後に続くアロマテラピー研究や香りの心理効果に対して大きな見通しを立てている本であって、ここで述べられている内容は香りを学術的に考えてゆくに上でどの章もすばらしかったと思う。

また、情報通信研究機構(NICT)のページの中にユニバーサルメディア研究センター大島千佳,KIM Dong Wook,須佐見憲史が纏めたという「香りの演出効果」に関する工学的レビュー3はなかなか参考になった。香りに関してひとつの話(例えば「香りセンシング」とか)に絞っても既存研究のレビューはなかなか大変である。

フレグランスジャーナルのフォーラムの案内「第11回 アロマ・サイエンス・フォーラム2010(2010.10.1)」4を一度は見ていたのだが、再びみて不安になってしまう。このフォーラムが開催されていたのが2010年なので、自分が関わりたいと思っていた「香りの提示装置の実用化」はもはや古いのかもしれない、と思ってしまった。以下に抜粋。

第11回 アロマ・サイエンス・フォーラム2010(2010.10.1)
 メイン・テーマ アロマルネッサンス:
 匂い・香りのデジタル化による嗅覚情報通信技術の最先端のいま
 (1)匂い・香りのデジタル化は技術革新にどのような変革をもたらすか
 (2)匂い・香りの嗅覚ディスプレイ-メディアツールとしての可能性を探る

とはいっても、嗅覚センシングはかなり難しく、見通しを立てての実用化は企業としても出来ない状態だ。もしかしたら水面下で動いているのかもしれないが、一般紙でのニュースもあまり聞かない。

いずれにしても、調べよう。今まで調香の基礎を勉強する、ということでネットを使った最新動向のチェックを怠り気味かもしれないから。

とりあえず、今後調べていこうと思っている名前を列挙しておく。
• 斉藤 幸子;経済産業省産業技術総合研究所 生命工学工業技術研究所人間情報部 (2001年 CiNii収録論文より)「特集にあたって : においの心理的体験が人に与える影響 (2001)」など5
• 外池 光雄6;千葉大 大学院工学研究科・人工システム科学専攻・メディカルシステムコース・
• 医用情報教育研究分野「鼻は訓練でよくなるか?–調香師のトレーニングと脳内活動の研究」Aroma research 12(3), 246-248, 2011 など
• フレグランスジャーナル社アロマ・サイエンス・フォーラム過去の開催内容 (年1回開催)
• 私のブックマーク : 香りによる臨場感;大島千佳,KIM Dong Wook,須佐見憲史
• 澁谷達明
• 岡田謙一(OKADA Kenichi)

参考;
1.livedoor BOOKS: 香りの感性心理学 編:S・ヴァン・トラー 編:G・H・ドッド 訳:印藤元一 | 人文
2.Amazon.co.jp: 香りの生理心理学: S. ヴァン・トラー, G.H. ドッド, S. Van Toller, G.H. Dodd, 印藤 元一: 本
3.私のブックマーク : 香りによる臨場感
4.フレグランスジャーナル社|セミナー・イベント|アロマ・サイエンス・フォーラム過去の開催内容
5.|書籍|(アロマサイエンスシリーズ21(3))においの心理学|フレグランスジャーナル社など
6.(外池光雄)

自分の考えを実現するためには

何を学びたいのか?何をしたいのか?

最終的に香りを学んだ後、至る場所は何所なのか?

これまで、色々なヒトに相談に乗ってもらい、多角的な知識を教えてもらい、または本を読んできた。もちろん自分が知識を得よう、先行の研究をされた人々に会ってもらおう、としてきた努力は十二分とはいえないが、自分のやるべき事柄、香りについて今まで未開であって、自分が貢献できたら面白いな、と思う分野はどこに広がっているのか、だいぶ分かった気がする。

——————————————–

それらが揃った後に、必要となる以下の3点について考えた。(半分自戒的になるが…)
• 自分の考えていることを伝える能力
• 相手の伝えようとしていることを察知する能力
• 自分の要求と相手の要求を把握した後に、それらを摺り合わせて、妥協点を見出そうという能力
これらの能力が必要であり、それらをトレーニングする必要がある。実際にこれらの能力を高度に持ち合わせている人も極稀に存在する。それらはどのように磨いてゆけばよいのだろう?結構、先天性?…もしくは親の素養・指向性に拠るような気もする。

自分の考えていることを、一つの相手に見える形に落とし込む、これは難度の高い課題である。特に自分のように気が散りやすい割りに、一つ一つの事象に興味を奪われるとそれに没頭してしまう人間には特にそうである。最近になってようやくそれが出来るようになってきた気がする。文章を書いてゆく。没頭して書いても、ふと遠くから全体を俯瞰して、つなぎ合わせてみれば自分の立場も自分の主張すべき意見も見える…新しい境地が見えかけているのかもしれない。

相手の感情の動きを細かく察知して、その裏にある思想やら意図やらを汲み取る、これにはトレーニングが必要である。相手の感情の機微を読むというのは鋭い感覚が必要であろう。あらゆる可能性を排除せずに検証し、相手の考えに合わせ込む事ができる思考速度の速さと特定の考えに固執しない思考自由度の高さが必要だろう。

しかし、真の問題は自分が動き続けられるかと言うこと。人間は
• 体力
• 経済力
がまず重要。それにも増して重要なのが
• 知性 = 理解力(帰納的推測力+演繹的推測力) + 知識
• 感性(直観力、美的感性、理論的感性)
それらを発揮させるために必要なのが、意志力。こつこつやる上でも、勢い良くやる上でも意思が弱ければ為すことが出来ない。もちろん意志の強さは心理的エネルギーと肉体的エネルギーによって裏打ちされるとは思う。エネルギーの欠けた状態では「意志」は、その心身を更に不健康へと追い込んでしまうだけである。

——————————————–

いろいろなことが停滞しているように思える。サボりがちな自分を見つけたら、吐き気を抑えても動かなくてはいけない。動き続けないと勝てない。しばらくは自分の中心に意志力を据えて。

仕事とは何なのか?(スティーブジョブス氏の訃報を聞いて考えたこと)

(まずスティーブ・ジョブス氏の業績に対して敬意を表すと同時に、その冥福を祈る。彼に関しては、自伝を読もうと思っているが、まだ読めていない。したがって、彼の生涯について間違った理解をしているかもしれないが、考えたことを書いておく)

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仕事とは何なのか?…理念のために死ねる人間は一握りだ。

自分の理念のために死ねる人間は「仕合せ」である。スティーブ・ジョブスが死んでしまったが、彼は性格上長生きする人間ではなかったのだろう。会社の時価総額だけがピックアップされるが、アップルストアの開発と成功、ipod touch / iphoneの開発と成功、またipadというタブレット端末の開発(成功とまではまだ言えないだろう、しかしココに来てパブリックで浸透しつつあるので近々「成功」と言えるようになる)など、彼と現在のアップルコンピューターの偉業は大きい。まさに時代を作った。

但し、よくよく考えてみて欲しい、彼の出してきた商品について。1990年代、初期アップルの“マッキントッシュ”においてマウスを使ったオペレーションソフトはマイクロソフトのウィンドウズと競合していたし、2000年代に入って彼はiphoneを世に問うているが、当時「スマートフォン」としては既にblackberryが有った。そもそも、iphone自体が電話回線の付いたipod touch的な位置づけであって、彼の頭の中に「スマートフォン」の概念があったかどうか疑問である。単にメールに関する機能から言えば、現在でもblackberryの方が優れているのではあるまいか?

何が凄かったのかと言えば、考えられるだけ最先端にアップデートしていたのだ。完成度の高く、アプリ間連携もスムーズなiOS。ハードに関する技術においても、あのポータブル機器にあれだけコンパクト+低消費電力なコアとメモリーを選択し、無線LANを押し込み、動きの良いタッチパネルを搭載した(ソフトウェアも合わせて考える必要があるのだろうが、iphone 3GSくらいの代まで他社タッチパネル搭載機でアップルほど実用レベルのパネルを搭載した機種はなかった)。それにアップルストアというインフラをきちんと整備して、実用イメージまでキチンとデザインしたリーダーだったのだ。彼は。確かに、そのフレーズだけに拘ると、彼の理解は出来なくなるのだが、まさに彼は「貪欲に、追及し続けた」のである。

しかし、その陰に人生をダメにしてしまった人間も相応の数居たのではないだろうか?過労死してしまう人間もいたかもしれないし、商売は競争であるから、勝者がいれば敗者もいたはずだ。彼はそれに罪悪のような何かを感じたのか、それとも何も感じなかったのか?しかし明確に言えるのは、彼自身も身を削るように生きて、華々しい結果を残し、時代を作りはしたが、56歳の若さで死んだ。彼は、結果を残そうとしたのではなく、時代を作ろうとしたのでもなく、ただ理念にのみ従って生きただけだったのではないだろうか?ただ理念のために生き続け、時代の渦の中心に居た、そして時代も彼とその理念を認めたから、あの結果・結末を得たのではあるまいか。

自分の理念のために死ねる人間は「仕合せ」である。

世界のメディアの一面を飾ったジョブズ氏の悲報 : ギズモード・ジャパン
【13時30分更新】スティーブ・ジョブズ訃報 各界からの反応 リンク集 : ギズモード・ジャパン
追悼 スティーブ・ジョブズ氏 – Yahoo! JAPAN

音楽と香りの類似性

坂本龍一がNHK教育で作曲について講義をしていた。クラシック音楽における作曲技法を説明している。どんなメロディに次のメロディをつなげていくのか。どう主題を作っていくのか。そのようなことを論じていた。装飾音などもあるが、メロディからメロディへの接続は、情感から情感への接続である。テンポや温度感は繋げても良いし、ドラマチックに転回しても良い。面白いなぁ、と思った。

香り、特にフレグランスはその要素を持っている。どんなベースにどんなミドルを合わせるのか?型(スタイル…というよりは「テーマ」ともいえるかもしれないが)やクラシックも存在している。例えば、洗剤とか食品用からアコードを導入するといった全く異分野からの香調の輸入もあるし、クラシックを踏襲していても面白みのない香調にすぎない事もある。どうもそのプロセスが作曲とかに似ている気がする。

——————————————–

実はもう一つ似ている気がする。

音楽演奏は電気信号に変換できる。電気信号は再びオーディオに入力してやると再現できる。香りもGCを用いればかなり良いところまで解析できて、組成情報が得られる。組成情報が分かればかなり良いところまで再現できる。

電気信号を見ても良い音かは分からない。だが、楽譜から音を演奏で再現すると、演奏者には良い音か分かってくる。香りもGC解析を見ても良い香りか分からない、しかし処方だったり、アコード要素だったりを、原料を持って来て組んでみると、良い香りか分かってくる。

芸術作品のデータ化、生データとレシピ・楽譜は別次元に存在しているのではないだろうか?

つまりどちらも機械による情報化はある程度可能なのだが、機械的な信号は芸術の美的感性とは全く異次元のモノなのである。機械的な再現は果たせるし、CDやそれ以上の高音質メディアは十二分に音楽のすばらしさを伝えてくれる。しかし音楽的美的感性はその信号を見ても伝わらない。むしろ楽譜やコード進行といった“指示書”による方が音楽的美的感性は伝わる。香りに関しても然りである。GC解析を見るよりも、処方中ナチュラル素材のバランスはどうなっているのか、アコード要素は何が組まれているのか、といった“指示書”による方がフレグランスの美的感性は伝わる。

もっとも、音の信号化は技術として確立しているが、香りの信号化は確立されておらず、GCでは再現情報としてはまだ足りないと言うのが実情である。実際の香りのコピーでは調香師の職人技で合わせ込むことが必要とされている。したがって、センサー技術、香りの数値化方法、両面の整備・実用化がまず必要なのである。その「解析」から匂いが分からなかったとしても、実用レベルで「再現」できるセンシングが必要なのだ。なお音はマイクロフォンでリアルタイムに補足出来るが、GCに頼る限り、香りはリアルタイム分析が不可能である。その意味でも香りセンサーはフロンティアな技術課題だ。

話はそれるが、“録音”は作りこみの職人技的要素が実は多分にある。現在に至っても商品レベルのマイクロフォンは指向性、S/N特性、がフラットではないし、数値に表れない「癖」「音色」があって、エンジニア(=職人)の好み、ポリシーが存在する。またミキシングもいくつもの職人的テクニックがあり、録音という「商品」の価値をかなり左右している。(自分は宅録マニアではなく、オーオタさん、なのだが…)

——————————————–

芸術作品の信号化(データ化)は技術課題であり続けているし、それが可能となった時、社会は大きな転換を得る。また生データとレシピ・楽譜は別次元に存在している。美的感性は芸術作品の信号化(データ化)とは別物である。

schola 坂本龍一 音楽の学校

デンオン「DNP-720SE」実機を見る

ふとした切っ掛けから、ビックカメラ(有楽町)に入ってみた。オーディオコーナーはいつも前を通ることにしている巡回ルートなので通りがけに横目に覗き込んだところ、デンオン「DNP-720SE」1, 2という見慣れない機種が展示されていた。「DNP-720SE」は新機種として発表が既にあっていた3-6のを見逃していたのだった。反応の良いオーディオマニアは結構ブログ7, 8でも取り上げていたが、それも完全に見落としていたのである。

もともとこのカテゴリには、LINNのDSシリーズ9という先駆的な商品があり、ピュアオーディオ的な完成度も、新時代を見据えた機器としての完成度も高かった。

LINN DS登場はPCオーディオの黎明期であったので、HD搭載したジュークボックス的商品10など規格乱立していた。オンキョーのPCIスロットを用いたオーディオマニア向けサウンドカード11がひとつの時代を形成したのはLINN DS登場の数シーズン前のことである。またLINN DS登場と同時期には従来より有ったHD付きミニコンポにネットワークオーディオ機能が搭載され始める。ネットワークオーディオは2010年ごろにはだいぶ一般的になったと思う。ピュアオーディオ用途としてはマランツのNA-700412-14は”二番手”でこのカテゴリに登場した。それに引き続き、ヤマハ ネットワークプレーヤー『NP-S2000』15が発表された。

ミニコンポを中心に当時はipodシリーズへの対応を謳った商品が多かった。その反面ネットワークオーディオはなかなか理解されなかったが、それはファミリーユースでのライブラリーのネットワークによる共有化・構築化がなかなか理解されなかったからであろう。しかしNASの普及、写真や個人撮影したビデオのファミリー内での共有化が一般へ浸透するに従い、録音データ(要するにitunesライブラリーなど)や動画データ(放送番組録画など)の家庭内での共有化への需要は高まってきていると思う。CEATECを今年覗いてみたのだが、DLNAはかなり大きなブースを用意していた16。これら家庭用ネットワークオーディオビジュアルにおけるDLNA規格が完備されてきていることを象徴していると思う。個人的には「まだ周知段階なのか?」という印象なのだが、実態としては今が「値段もこなれて、規格もあらかた整備されて、普及段階に入った」というところなのかもしれない。

このことを反映させるかのように、このデンオン「DNP-720SE」に引き続き、ピュアオーディオ用途ネットワークプレイヤーはオンキョー17やパイオニア18からも発売されるという。楽しみだ。(とは云いつつもやはりLINNは欲しいなぁ…)

参考;
1.DENON JP | DNP-720SE
2.(PDF)
3.デノン、入門クラスのネットワークプレーヤー「DNP-720SE」発売|PCオーディオfan
4.DENON × Stereo Sound|デノンのネットワークプレーヤー DNP-720SE Review by 山本浩司
5.山之内正が速報レビュー - デノン初のネットワークオーディオプレーヤー「DNP-720SE」を聴く – Phile-web
6.デノン、AirPlay対応で50,400円のネットワークプレーヤー -AV Watch
7.50/50で楽しむハイCPオーディオとクラシック音楽 DENON DNP-720SE
8.DENON DNP-720SE – 快聴亭夢想録
9.LINN JAPAN |DS over view
10.オリーブ・デジタル・ミュージック・サーバー (現行品はネットワークプレイヤーの機能あり)
11.PCI DIGITAL AUDIO BOARD SE-200PCI │ TOP
12.aromaphilia: MARANTZ – NETWORK AUDIO PLAYER – NA7004 日本向け正式発表
13.aromaphilia: MARANTZ – NETWORK AUDIO PLAYER – NA7004
14.Marantz JP | NA7004
15.ネットワーク上の音楽ライブラリーを高音質再生する、ピュアオーディオグレードの"ドライブレス"HiFiプレーヤー。 ヤマハ ネットワークプレーヤー『NP-S2000』
16.【CEATEC 2010】iPhoneをリモコン化するアプリなどDLNA関連展示 -AV Watch
17.オンキヨー、ネットワークプレーヤー「T-4070」を12月発売|PCオーディオfan
18.パイオニア、192kHz/24bit対応のネットワークプレーヤー2機種を11月発売|PCオーディオfan