化粧品の展開、本業の研究、とりあえず俯瞰

(8/28修正・編集9/11、9/25)
自分の占いによると9月はまた再び色々なテーマに挑戦する月だそうである。8月の後半からは自分のポジションをアップしてゆく期間に入ったと書いてあって、まぁそうだったんだろうと思う。

香水のビジネスの話もきちんとした輸送会社が通せることが決まって、しかも値段的には従来使っていた香港の企業のルートの方が安く、こちらにとっても落ち度のないものだったというレベルの話になっている。これはなかなか運が良い展開である気がする。

本業の方でも先生のやりたいと思っている方向の研究計画をきちんと纏め上げられた。プレゼンは散々だったが、スライドの出来はなかなか良かったのである。それにスライドを纏めていく中で化学系の理論や原理からビルドアップしていく系と、ブラックボックスを残しつつもマイニングしていこうとする系の違いのようなものも明確化してきたように思う。

結局自分のやりたい研究の内容はその双方に跨っているのだと思う。マイニングにのみ依拠していてはやっていることはぶれてしまうかもしれないし、香気と嗅覚の根底に何があるのか考えていく中で見誤ると思われる。できる限りは理論と原理からのビルドアップであるべきだし、できない部分に関しては学習プログラムやマイニングによる抽出を計算機上で検証していくようなやり方しかないのだろうと思う。

さてそのような従来の研究手法では、ちょっと及ばないところに行ってしまう恐れのある研究分野なのだが、それらを上手につなぎ合わせていくためにも、研究室でマイニングのようなことを追求しつつ、自分自身だけでの研究やリサーチにおいては原理・仮定からのビルドアップをしていくための勉強をして行こうと考えている。

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化粧品の展開について。だいぶ輸送の手段など煮詰まってきている。あとは
・    順調に登録商品の品数を増やしていくプランがきちんとまわる
・    注文がどんどん入ってくるようなBtoBの営業力がつく
・    注文をさばける小売り能力・商品知識力がつく(おそらく香りと人物像のマッチングを考えることが出来るようになる=香りのパーソノロジー、が分かるようになる)が揃うと、仕事としては順調になるはずである。もちろん、自分の本業を研究として進めるならば、一定のところで、この仕事の主担当を自分以外の人間に割り当てて、その人間が責任者としてこの話の進展を進めていけるようにならないといけない。そんな資質を持った人間は化学系+マネージメント系で組むとか、法務・実務+接客で組むとか、ある程度人間を組み合わせて仕事が進む状況を作り出すことが必要なのだろうと思う。

自分としては、自分が直接会社の運営に携わろう、という考えはないが、自分と対になるような人間にやってもらって、その会社のノウハウ・上がってくる業界知識・運営知識を共有化できるような状況になってくれば良いと思っている。その意味では店長のようなタイプの接客・社交の強い人間をこのポジションに充てたいなと思うわけである。やはり自分の能力は、大きく考えて、踏み出して、仕事の形を作り上げるところにあるのではないか、と思っている。

またこの仕事は専属の人間がやるというよりは、退職して時間のある人がやるとか、主婦の人で社交能力・接客能力がある人がかなり長期にわたって仕事をして、その仕事能力を高めていくというプロセスを経る方が良い気がする。その帰結としては、給与は少なめ、ノルマも少なめ、拘束時間は少なめ、ただし相当長期にわたって会社とメンバーの関係は継続する、という形態になるだろうと思う。おっとりとした上昇志向の少ない接客好き・チーム好きで会社を組めれば安泰な気がする。

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