展示会無事終了

(1/7)横浜で行われていた展示会は無事完了した。

前回も考えていた事なのだが、少々電気系、バーチャルリアリティ系とも異なる土壌の展示会であっても研究室の研究成果を発表することで、広く技術を知ってもらい実用的な利用について異分野の人に考えてもらう事は、嗅覚デバイスの開発には重要である。今回の出展は特にアート系の人たちをターゲットとしたものであるとの事だったので、尚更である。新技術はアート、特にインタラクションアートによってその魅力が伝えられると思う。

展示会は少々わかりにくく、一般のお客さんで来てくれる人が少なかった点は残念な点だった。

だが、結構広いスペースで研究内容のポスターも展示させてもらったことは、良かったと思う。今回の研究室の展示内容は、キーボードでの演奏と香りのディスプレイ(提示)を同期するデバイスを展示した。タッチパネルで香りとキーボードからの音色を自由に選択し、演奏できる。今回はアイスクリームをテーマとした様々なフレーバーをディスプレイできるようになっている。

このアイディアを出し、作品として完成した研究室の仲間(音楽の経歴を持っている)にとっても得るものがあったのでは?と思う。同時に作品を出展することになった方々の中には、音楽をやっている方、アートのキャリアがあって映像を出展した方がいたからである。彼らに作品を見てもらうことが出来、結構ゆっくりと実際に触ってもらえたのは良かったのではと思う。

aromaphilia: 研究室として展示会出品 2013.1.05~1.07

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