パーソナリティにあわせた香りのプレゼント

知人が結婚する。自分の2人の知人がそれぞれ結婚し、2組の結婚式に出ようかという事になっている。一人は高校のころの同期で、福岡の大学進学後も自分が関東に帰ってきた折には飲みに誘ってくれていた人で、もちろん就職後にも何度も会っていた。もう一人は福岡の大学にいたころの一つ下の部活の後輩である。自分も含めて男性としてはマイナーな茶道という場だったので、親しく接してくれていた。

その二組の結婚に際して、自分に何かできないかと考えたときに、自分の今やっている“香り”で何かできないかと考えている。そもそも結婚式で香りの演出をできないか、と挑戦したのは初めてではない。弟といとこの結婚式では香りを実際に作り、持って行き、弟は結婚式中にその香りのプレゼントを披露する場を作ってくれた。もちろん結婚式の主人公は結婚する彼ら自身の式だ。前回の結婚式においては親族という肩書での参加だった。自分は何かできないか、ただし彼らが希望するものを、あまり他の人、本筋の結婚式自体の邪魔になってしまわない範囲で、と考えていた。

高校のころの同期の彼は、香りに関してはあまり興味を持っていない人である。少々太ってはいるが、スポーツマン(テニスを続けている)で、お酒が好きで、仕事をバリバリこなしているタイプである。彼は本質的にはフゼアフレッシュのようなタイプのフレッシュでスポーティな香りが良いだろうと思っている。彼女さんの話も軽く聞いておいた。彼女さんの方には良い奥さんのイメージを作ってくれそうな香りを選んだ(結構悩んだし、その香り自体は香調は割と新しいが、出方がちょっと華やかさに欠ける)。もう少し別のアプローチもありなのかも、という迷いは残存しているが気に入ってくれるのではないかと思っている。

彼の方には、というマスケティアのオリジナル香水を選んだ。知名度はちょっと低くなるが香りの完成度は結構高いような気がしている。彼女の方にはエッセンス オードムスクにしてみた。(個人的にこの香りは可もなく不可もなく…)彼にとっては石鹸系の良い香りなので受け入れやすいかな、という気はしている。

大学のころの茶道部の後輩は、結構おしゃれな人である。結構彼は自分のことを気に入ってくれていたようで、時折連絡をくれたりする。彼もそんなに香りは使う人ではなさそうである。茶道のルール上、会には香りを着け過ぎてはいけない、というのもある。日本の料理や茶、そして香には繊細な香りを楽しむ傾向があり、それらをヨーロッパ風の香水は打ち消しかねないからである(香りのものすごく強力なスパイシーな料理やコーヒーなどは打ち消されないので、自分は席によっては気にしないが)。彼自身の感性の尊重も重要だし、香りでの演出なども本当に上手にバランスをとらないと、式での料理をぶち壊したり、雰囲気をダメにしてしまうので本当に注意が必要だと思う。彼とは何度かのメールのやり取りで、式中の待合でディフューザーを使ってはどうかという話になった。

なおこのアロマディフューザーの内容・香りについては自分の本領を発揮する場面だと思うので真剣に選んでみようかと思っている。候補としては①jo maloneのred rose。アロマディフューザーもあり、フローラルコンポーネントオンリーであり、結構昔からあることを除けばなかなか良さそう。②もしくはアットアロマかプロモツールあたりに業務用の物を頼んでしまおうかと思っている。こちらの方を選んだら香りの選定は結構自由度があるはず。

続く…かも。

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