(備忘録)「そうい~sow.I」体験型イベント 『茶の湯・花・酒・うつわ』(柳橋Lucite gallery)

先週末、隅田川ほとりの市丸亭をほぼそのままにギャラリーとした建物でのワークショップを覗きに行った。テーマは焼物、華道、茶、日本酒の若手によるコラボレート展で、木造建築であるルーサイトギャラリーの2階からは隅田川が望め、なかなか趣のあるワークショップであった(遅くなってしまったが印象に残っているのでぜひアップしておきたかった)。

いずれの出品もアバンギャルドな感じ。茶道も点前主はかなり若い人3人だった。華道はどのように新しいのか、どんな人が出しているのかはちょっと判らなかった。焼物のほうはまだ無名で、いろいろなところに出品活動を開始したくらいの年齢層の人たち。お酒のほうはかなり生酒、濁り酒が多く、利き酒師を中心に据えて利き酒などをして遊んでいた。その新作の焼物を使って日本酒を味わえるというのが面白いところだったようだ。そもそものこのルーサイトギャラリーでのイベントの4分野に対して呼びかけを行ったのは畳職人さん。年齢は自分よりも年上だが5歳も離れていないと思う。その方がツィッターを中心に呼びかけたようである。進行スタッフも大部分無償奉仕的なツィッターのフォロワーだったようである。

なおこのイベントの企画運営をしていた団体「sow. i.」はこのルーサイトギャラリーでの今回の週末のイベントが初回イベントだったようである。集まった高い感性とおしゃれな空気が漂っていたように思う。イベントの初回、コミュニティの立ち上げというものは良い。なんだか大学の茶道部のコンパにふと紛れ込んだときの感触を思い出した。みんな洒落で穏かで知識も感性も高そうで…。かといって行動力がない感じなどは全く無く、集まったら皆で楽しくお喋りしながらコミュニティの出し物を作り上げてしまうかのような感じ。

自分は大学の頃には茶道部の中核メンバーではなかった(半分幽霊部員だった)が、部活の雰囲気は好きだった。あまり役になってはいなかったけど、何となくのグルーブ感は感じていた。先日のギャラリーでのイベントではほとんど話さなかったから人々の雰囲気しか感じられなかったけれども、ツィッターでラインを追って空気を感じていたいなぁ、と思う面々だった。タイミングが合ったらまた出かけてみよう。

そうい - sow.I …イベント概要
oppe3rd の Twitter …呼びかけ人の畳職人さん
ルーサイトギャラリー …会場(ギャラリー)

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